KKSブログ: 東広島市と「kidsly（キッズリー）」4月１日より市内保育所4か所で導入開始

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●東広島市と「kidsly（キッズリー）」4月１日より市内保育所4か所で導入開始 (2017年03月20日)

株式会社リクルートマーケティングパートナーズが提供する保育園と保護者をつなぐコミュニケーションサービス「kidsly（キッズリー）」が、東広島市と協働し、東広島市立保育所4か所にサービス提供および実証実験を開始することとなりました。これは、自治体としては全国で初めてのことで、平成29年度４⽉からの開始となります。

「kidsly」は、保育園内のさまざまなシーンの写真とレポートによって園児の父母をはじめ、遠方に住んでいる祖父母にも届けることができます。保護者は、「いいね！」やコメント、絵入りのスタンプなどを使って保育士への感謝の気持ちを伝えることができるコミニュケーションツールにもなります。

このたび実証実験を行うことにより、「保育士の業務効率化による保育に関する質の向上」と「保育士と保護者のコミュニケーションにおける、スマートデバイスやアプリケーションなどICT化の有効性」といったこのプロジェクトの成果で得た知見をもとに、産官連携をより一層深め、保育施設、保育士、保護者を中心とした保育・子育て環境のさらなる向上を目指します。

東広島市は、子育てしやすい街づくりを掲げている市で、充実した育児支援があります。「見守り隊」などボランティアの方による通学路での子どもへの見守りや、１9時まで子どもを預かってくれる「放課後児童クラブ・学童保育『いきいきこどもクラブ』」といった1行政を中心として、街全体で子育てを行う仕組み作りが存在しています。

東広島市のこども未来部保育課は、このたびの実証実験が「保育士や保護者がICT利用にしっかりと慣れていただくチャンス」と考えており、「kidsly」の責任者である森脇潤一氏は、このプロジェクトを通じ、保育士の業務負担を軽減と保育の質の向上を図る手法を明らかにし、新たに全国に届けていければと考えているとコメントしています。

導入する側・導入される側の双方にとっての目的が、結果として子ども達のためにもなるのは嬉しい話ですね。

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