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漢字検定をPCで受検「漢検CBT」全国47都道府県に65の受検会場設置 (2017年06月29日)

cbt_170629.jpg漢検、日本漢字能力検定の略称としてすっかりお馴染みのものになりました。学校や塾での団体受検、年3回実施される個人受検のほか、全国の会場で毎日受検できる、コンピュータを使って解答する「漢検CBT」があります。

これまでは休日がありましたが、平成29年4月のリニューアルに伴い、日曜日、祝日にも検定開催が可能になりました。また、昨年度は24都道府県37会場だったのが平成29年7月には47都道府県65会場で受検できるようになり、さらに10月には全国150会場の設置を計画しています。

漢検CBTはタブレットと専用のペンやキーボードを使って、コンピュータ上に表示される問題に解答します。読み問題や選択問題はキーボードで入力、記述式問題は液晶サインタブレットで解答します。検定料や得られる資格は従来の紙ベースの検定と同じですが、1日最大4回実施する会場もあり、検定結果資料は紙ベースの検定より約1ヶ月早く、検定後約10日で郵送されます。

漢検CBTの志願者数は年々増加しており、2011年度の志願者数は13.954人でしたが、5年後の2016年度には25.722人に上り、1.8倍以上に増加しました。受験生の約8割を中高生と就活生世代(13〜22歳)が締めており、タブレットやキーボード操作に慣れている若い世代から、利便性の高い資格の取得方法として注目を集めています。

実際に受検した人に行ったアンケートでは、「受けたい時に受検できる」、「検定日時を自分で選べる」、「結果が早い」、こういった点が魅力であるという回答が上位を占めました。今回の受検可能な日程の拡大、全国での受験会場の増設によって、2017年度の漢検CBTの志願者は30,000人まで増加すると見込まれています。

中学校・高校では学校で団体受検を実施するところも多いですが、部活動などと重なって断念する子もいるでしょう。でも漢検CBTなら、自分の都合に合わせて受検の計画が立てられるので、部活動と学業を両立させたい子にはぴったりですね。

漢検CBT受検



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投稿者 kksblog : 2017年06月29日 17:15


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