実践講座 PTA広報紙Q&A
<第6回> 2004年11月27日号掲載
Q 特集ページの記事がほとんど集まりました。アンケート調査の結果もまとまりましたし、座談会も行いました。しかし、これらをどう紙面に埋めていったらよいか、原稿を前にためいきが出るばかりです。どのように割り付けたらよいでしょうか。教えてください。
特集のページに限らず、PTA広報紙では、どのページでも最初の企画段階できちんと割り付けを行っておき、記事が全部揃った段階で多少見直しをします。ふつうの新聞に比べてページ数や発行回数がとても少なく、記事を他のページや次の日の紙面に移すことが不可能だからです。
この特集のページは、左右対称型(見開き対称型)に組むとよいです。これは、1ページあるいは見開き2ページにまたがって、左右対称になるように記事を組み入れる方法です。紙面に安定感が出てくるとともに、大胆な割り付けができます。A4判の雑誌型の紙面を見開き対称型にするとA3判の大きさになり迫力が違います。
見出しの位置や写真、グラフなどすべてを対称型に組むことが基本です。下の実例は、A4判・雑誌型、4ページの広報紙の第2・3面を見開き対称型に割り付けたものです。この2ページは広げるとA3判・横長1枚の用紙になりますので、ページの境目(新聞の用語でノドといいますが)がなくなりこの境目を無視して、見出しや写真などを入れることができますが、実際にその通りに行っていて見事です。写真やグラフ・表、見出しが線対称(左右を合わせると重なる)になっていますが、180度回転させると重なるように組む点対称にすることも出来ます。
また、この広報紙では横書きですが、段数が異なるだけで縦型でもまったく同じように行えばよいです。
割り付けの順序としては、まず、右ページの右、左ページの左には、グラフ・表や写真あるいはアンケート項目などをいれるスペースを縦長に作り花罫で区切ります。次に大きな横見出しは、2ページのドンと真ん中に、縦見出しは左右対称の位置に置きます。1つしかないものについては、ペーシの境目つまり2ペーシの真ん中にもっていきます。最後に残ったところに小さな見出しや囲みを入れていけばよいです。
この基本をマスターしたなら、次は左右対称であることを悟られないように、見開き対称型を変形させていくとなおよいです。
全国新聞研究協議会会長・鈴木伸男(町田市立町田第二中学校長)