ネットワーク構築の時間の知識を

日本電子専門学校
シスコアカデミーの活用

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 情報化社会に対応すべく、情報技術者の育成を目的に、日本シスコシステムズが進めているシスコネットワーキングアカデミープログラム。日本でも、大学・高専・専門学校などで、この4月から本格的に導入され、各校で授業が行われはじめた。
 東京・大久保の日本電子専門学校でも、この4月からネットワークキングアカデミープログラムを取れいれ、生徒が受講している。

 「我が校が、ネットワークされてから5年目ですが、次第にインターネット技術や、インフラの技術が、求められるようになってきました。そこでサーバーやイントラネットの技術を教えてきましたが、ネットワークの内部となる、LANスイッチや、ルーターのこととなると難しく、うまい教え方を、模索している状態でした」と同校のコンピュータネットワーク科の木下稔雅先生は語る。
 以前から同校では、学校と企業連携の必要性を考えており、同プログラムの内容が、いままで欠けていた部分を、補っていけるというところから、導入したいという旨を申請し、この4月のスタートに向けて準備を進めてきた。
 現在、1年生2クラス、2年生2クラスの担任が、同プログラムの授業を進めているが、教師同志が互いに協力して、授業を進めている中で問題はないかなど、順次話し合っているという。
 「このプログラムの、最大の利点は、インターネット上にネットワーク構築を教えるための要点が、しっかりとマニュアル化されていることで、それまで黒板だけのレクチャーで教えていたのに比べて、はるかに効率は上がっています。卒業生から、入社先でルーターの設定を、いまから覚えているという話しを聞きました。これからの学生には、それまで教えていたサーバーの設定やUNIXの使い方の知識に加え、このプログラムで、ルーターの設定、アドレスの設定、ケーブリングのレイアウト設定までを含めた、バランスのとれた知識を身につけさせることができるようになりました」

 授業は、Webサーバーに蓄積された教材を使った授業が週4時間、通常のレクチャーが週2時間というペースで行い、プログラムが用意した小テスト以外にも定期的に試験を行いながら、生徒がどれだけ、知識を身につけたかを測っている。
 「生徒もネットワークに対する興味は強いようで、ついてきてくれますし、シスコのネームバリューが生徒の気合を高めることに繋がっているようです。いまでは自宅でもパソコンでインターネットを使っている学生も多いので、自宅からプログラムのホームページにアクセスして、復習している者もいるようです。日本電子専門学校では、来年には夜間部を設ける予定ですが、夜間部でもこのプログラムを導入して、昼間は働いているので勉強できないという人にも、知識と技術が、身につけられる体制で望んでいくつもりです」

(教育家庭新聞99年7月3日号)