Educaiton Connect

30ヶ所に半年間寄付

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 スリーコムジャパンは、小・中・高校や専門学校、大学などを対象に、「3Com Education Connect スタンダードキット」の発売を開始した。また、3月1日から約半年間にわたり、希望する学校などにキットを30セット寄付をする。
 Education Connectは、インターネットで学習できる8コースからなる教育コンテンツ「NetPrep(ネットプレップ)」と、実機学習のための機器がセットになっているのも大きな特徴。
 教育コンテンツのネットプレップは、基礎コース(中学・高校、専門学校、大学教養課程向け)と応用コース(専門学校、大学専門課程向け)からなり、基礎コースは1ネットワーク基礎2ローカルエリアネットワーク(LAN)イントロダクション3ワイドエリアネットワーク(WAN)イントロダクション4TCP/IPネットワーキング・アーキテクチャの4コース、応用コースは5インターネットテクノロジーズ・イントロダクション6インターネットワーキング・イントロダクション7プロセス・プロトコル・イントロダクション8ネットワーク構築・分析イントロダクション、の4コースからなる。
 キットに含まれる製品は、WANルーター2台、スイッチングハブ3台、ネットワークインターフェイスカード20枚、ネットワーク監視ソフト1コピーで、実習とともに学校でLANを構築しインターネットに接続できる機器構成となっている。
 各コースの学習予定時間は約45時間。ユーザーには、コンテンツにアクセスするためのIDとパスワードが、1000アカウントまで与えられる。
 定価は98万円。コンテンツへのアクセス権は1年間で、2年目以降は更新が必要。RTC(地域トレーニングセンター)のサポート、テキスト、CD−ROMはオプション。
 スリーコムのネットワークとNetPrepは、米国では既に、ボストン市内の公立校やペンシルベニア大学など各地の学校で導入されている。
(教育家庭新聞2000年3月4日号)