学校ネットワーク化の時代−高知県
「高知県情報スーパーハイウェイ」で公立学校100%インターネット接続
学校ネットワーク化の時代である。今後、すべての学校が、その先はすべての教室がインターネットに接続され、ネットワークを介しての学校間の交流や情報の収集が活発に行われるようになる。
その先駆けである高知県は、県民生活全体の活性化を目的に、高速伝送技術のATMシステムによる、県全域をカバーする「高知県情報スーパーハイウェイ」を構築している。岐阜県に次いで、全国2番目に県内公立学校のインターネット接続100%を達成している。接続数は、小・中・高校、特殊教育諸学校、及び教育委員会など約600校・機関になる。
教育センターを含め、県内11か所にアクセスポイントがあり、市内通話の範囲内で最寄りのアクセスポイントに接続。学校からアクセスポイントへの接続はほとんどがダイアルアップISDN64kbpsだが、最近は常時接続(CATVや無線などを含む)も急速に増加している。
高知県は、東西に広く、同じ県内でも情報交流が難しかった。それを解決する手段として、県内学校のネットワーク接続は、文部省の情報拠点の整備事業なども活用して早くから取り組まれてきた。システムは、教育ネットワーク内部サーバーを教育センターに、インターネット公開用サーバーを情報スーパーハイウェイ拠点に置く。そして、インターネットには、情報スーパーハイウェイから6Mbpsで接続している。
この教育の情報化(DREAMNET)は、県の情報化プロジェクト「KOCHI2001PLAN」のひとつとして位置づけられ、県内モデル校へのLAN整備、生涯学習情報提供システム・図書館システムの開発なども行われている。また、教育用コンテンツのデータベース化も進められ、現在高知県の植物・歴史・地質などのコンテンツが作られている。
情報交流の武器となる教職員への電子メールアカウントの発行は、希望があれば全員に発行の方針で、現在全教員8000人のうち、3000人に発行。児童・生徒に対しては、教育センターではアカウントを発行せず、学校のメールサーバーで独自に対応してもらっている。
(2000年10月7日号より)
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