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正しく知って身を守ろう 緊急地震速報の認知度に関するアンケート (2007年09月17日)

突然おそいかかる、恐ろしい大地震。たとえ数秒でも、大きな揺れを事前に知ることができたら…それを実現するのが、今年の10月1日から一般へも提供される、緊急地震速報です。

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緊急地震速報のしくみ


緊急地震速報の提供について、これまでにテレビ、ラジオ、ポスター、イベントなどでPRされてきました。気象庁では、どれだけ速報について正しい知識が広まっているか、9月上旬にアンケートを実施しました。この調査は2回目にあたり、1回目は今年5月に行われています。

「緊急地震速報」という名称については「知っている」という回答が6割を超え、1回目の結果よりはるかに多くなりました。「正確には知らないが聞いたことはある」という回答と合わせるとおよそ9割になり、速報の名称、存在が広く知られるようになったことが分かります。

しかし、速報の内容については、正しく答えられた人はおよそ半数にとどまりました。この速報は、地震の初期微動を検知することによって、続いて大きな揺れが来ることを事前に知らせてくれるものですが、「地震を予知する」という回答が3割弱ありました。その中で、速報の発信から揺れを感じるまでの時間を「数秒から数十秒」と正しく答えた人が大半でしたが、中には「数時間から数日」という答えもありました。

また、震源地に近い地域では揺れが到達するのが早く、速報が間に合わないことがあります。しかしアンケートでは「情報の発表は、必ず強い揺れに間に合う」と答えた人が、1回目のアンケートよりもやや多くなっています。速報の存在への認知は高まっているものの、その正確な内容については、今後も広めていく必要があるといえます。

人気のキャラクターを起用した、こども向けのリーフレットも作成されています。災害から身を守るための一つの方法として、緊急地震速報についての正しい理解を、子ども達にも広める良い機会になるでしょうね。

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緊急地震速報の認知度に関するアンケート調査(第2回)の結果が出ました



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投稿者 kksblog : 2007年09月17日 05:13


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