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ウィキペディアは高校生も6割が利用している (2008年01月15日)

ウィキペディアをご存知でしょうか?もうパソコンを使う人なら当たり前に利用する人も多いと思いますが、ウィキペディアは、網羅するキーワードの多さと情報が常に新しい事などが評価され、利用者は相当数に上ると推測されます。高校生達はウィキペディアについてどのような考えを持っているでしょうか。

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by weetabixx

モバイルリサーチを展開するネットエイジア株式会社では、「利用者参加型オンライン百科事典ウィキペディア(Wikipedia)」についての自主調査を、携帯電話によるインターネットリサーチにより実施し、調査の結果を公表しました。

ネットエイジアが行った調査の対象は、15歳~18歳の高校生ケータイユーザー479名です。ウィキペディアを「知っている」と回答したのは、男女合わせて平均で6割近くに上り、男子高生では65.8%、女子高生で52.9%と男子高生での認知率が高くなっています。

利用者も多く、利用する理由を聞いたところ、「宿題などで使うから」「知識欲を満たしてくれる」「調べものをするときに、辞書などに載ってない事が書いてあることが多いから」「わからない事が素早く解決できるから」などの意見があり、男女比で見ると、女子高生の利用が男子に比べ、若干多いようです。

ウィキペディアの優れていると思う点をで聞いたところ、「網羅するキーワードが多いこと」「キーワードごとリンクでつながっていること」という回答が多く、「一般ユーザーが編集できること」や「修正が必要と思われたら議論ができること」も評価されていました。まさに、利用者参加型の良いところですね。

「ウィキペディアの編集に参加したことがありますか?」との質問に対しては、全体では7.7%が「参加経験がある」と回答していました。男子高生で9.6%、女子高生では5.5%と男子高生での比率が高かったようです。編集への参加よりも閲覧を目的とした割合が多いようですね。

宿題や受験勉強などの参考資料にウィキペディアを利用する時代になりつつあります。常に情報を新しくする事、正しい情報を発信していく事(編集に参加する事)は、今後も大人達が責任を持って取り組まなければなりませんね。

■関連記事
ウィキペディアに関する調査~高校生での認知、利用実態調査~  

 



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投稿者 kksblog : 2008年01月15日 12:15


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