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就寝時刻は午後９時３０分過ぎが平均で、学年が上がるほど遅くなる傾向に。前述の「起床時刻」とは異なり、こちらは学年が上がるにつれて、遅い時刻になっています。また、高学年女子の就寝時刻が遅くなっていることも特徴的です。

学校以外で行っている習い事、スポーツなどに関しては、全学年合計の約３０％と男女とも「水泳」が最多。ただ、高学年になると割合が下がり６年生では２割以下に。また、楽器の「ピアノ」も女子を中心に人気が高く１９．２％が習っています。塾に通っている子は、１８．１％、英語、通信教育、習字が続き１４～１２％と、学校以外で勉強する小学生は１～２割に。

道徳の授業について好きか、楽しいか、役立つかを聞いた結果、「とてもそう思う」と「まあそう思う」の合計（以下、「そう思う・計」）は３７．７％。男女別に見てみると、男子は概ね、低学年から中学年にかけて低下し高学年で若干上昇し、女子は概ね、低学年から中学年にかけて上昇し高学年では低下するという対照的なパターンを示しています。

「道徳の授業を学べば、いじめがなくなると思いますか？」という質問では、「そう思う・計」（「とてもそう思う」と「まあそう思う」の合計）が３６．３％。保護者にも同じ質問をしたところ、「そう思わない・計」（「まったくそう思わない」と「あまりそう思わない」の合計）が３９．３％と悲観的な様子がうかがえます。

将来つきたい職業（仕事）は、「パティシエ」が９．３％と最も高く、「プロサッカー選手」（６．０％）、「医師」（３．４％）、「漫画家・イラストレーター」（２．９％）、「花屋」（２．８％）、「教師・先生」（２．７％）と続きました。

「この１年間（２０１３年１０月～２０１４年９月）で、あなたが一番活躍した、応援した、心に残ったと思うスポーツ選手を教えてください」という質問には、錦織圭選手が全学年男女を通して約３割の支持を得て１位。２位と３位はソチ五輪で活躍した、羽生結弦選手（１５．２％）と浅田真央選手（１５．０％）でした。

小学生の日常生活に関する調査 | 学研教育総合研究所