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ダイキン工業と同志社大学が研究・教育に関する連携大学院協定を締結 (2017年02月23日)

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ダイキン工業株式会社と同志社大学が、このたび、連携大学院協定を締結しました。

「連携大学院協定」は、学生の資質向上を図り、相互の研究交流を促進することによって学術および科学技術の発展に寄与することを目的とするもので、企業等の研究者が客員教授に就任して、最先端の研究を通し大学院生を学位取得まで指導するというものです。

このたび締結したのは、企業と大学との協創による技術革新や技術者育成教育プログラム開発を目指した、研究・教育に関する「連携大学院協定」ということになります。

技術の進歩が、かつてない勢いで加速している今、既存の枠を超えた多種多様な知識や技術の組み合わせによる「協創イノベーション」と、日本のものづくり技術を支える「高度人材育成」が求められています。

技術革新への取り組みとして、まず環境貢献技術の一つである空調機の省エネ「インバー
タ技術」の共同研究を行います。

同志社大学の「コンピュータ上でのパワーエレクトロニクス回路の動作解析・設計技術」と、ダイキン工業の「空調機から出る電磁ノイズを室内機・室外機に分けて計測できる世界初の電波暗室を用いた計測技術」を組み合わせ、全世界のどのような環境でも省エネで電磁ノイズの少ない、革新的なインバータ回路技術の開発を目指します。

「電波暗室」は、空調機の室内機・室外機を接続し、同時に運転しながら電磁波の計測ができる施設で、外部からの電磁波を防ぐと同時に、空調機内部から発生した電磁波を壁面や底面の特殊素材が吸収、室内で反射しないように設計されています。

ダイキン工業は、グローバルに事業展開しており、同志社大学の教員と連携し、ダイキン工業の技術者が大学教授として大学院生の指導や論文審査を行うことで、世界で活躍できる次世代の技術者育成に取り組んでいきます。

ダイキン工業と同志社大学は、今後、技術分野での連携だけでなく、身体・生命、先端技術、
情報などの多様な知恵を糾合した協創活動に取り組み、新しい社会的価値を生む製品・サービスの創出を目指していきます。

企業側、学校側の両方にとって良いことは、これから先、ぜひ積極的に考えたいことですね。



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投稿者 kksblog : 2017年02月23日 19:14


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