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理化学研究所の創立百年の歩みがわかる企画展開催~国立科学博物館 (2017年03月28日)

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理化学研究所が、創立百周年を迎えるに当たり、国立科学博物館にて企画展『理化学研究所百年―お弁当箱からニホニウムまで―』が開催されています。

理化学研究所は、1917年、高峰譲吉博士らの提唱により、科学の究明をもって産業の基礎を固め、西洋に劣らぬ国力をつけようと、皇室の御下賜金と財界、政界、官界、学界の協働により、財団として誕生しました。現在、物理学、工学、化学、計算科学、生物学、医科学など、広い分野において研究者約3,000名が所属し、専門分野を掘り下げた研究と同時に、分野横断型の研究や産業界と連携した研究も積極的に行われています。

真理を追究する純粋理化学研究を行うと同時に、その成果を社会に役立てる研究も行ってきました。栄養素ビタミンも理研と大きな関わりがあります。ビタミンAを製品化したのは、理研の応用研究によるもので、理研は世界11カ国の特許を取得しました。お弁当箱などに使われる“アルマイト” も理化学研究所が開発、命名したものです。

1869年にメンデレーエフが提案した元素周期表は、現在では世界中の科学の教科書に必ず載っています。理化学研究所は、装置開発から約20年をかけて、2004年に113番元素の合成に成功。そしての合成成功から12年を2016年11月30日、ついに周期表に日本発の“ニホニウム(Nh)”掲載されることが決定。科学史に残る大きな成果となりました。

世界に先駆けた発見や発明、研究成果の製品化や工業化など社会発展に大きく貢献した理化学研究所の歴史や功績がわかります。4月9日までの開催なので、春休み期間に親子で訪れてみるのはいかがでしょうか。


理化学研究所百年~お弁当箱からニホニウムまで~ | 国立科学博物館



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投稿者 kksblog : 2017年03月28日 11:31


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