『悩める情報教育主任日記 その4」 無線LANへの道は遠い by Bach-Bach |
=Bach-Bachさんプロフィール= 某県某郡の小学校教諭 情報教育主任 *)コラムでは「ありのままを書きたい」というご本人の希望で、ペンネームを使っています。 |
本校の職員室では、無線LANへの関心がとても高くなってきました。自分のノート型コンピュータを仕事がしやすい場所へ運んで使いたいけど、ネットワークを使いたい。でもケーブルが邪魔。そういう思いが無線LANへの憧れとなったのです。 これは、とりもなおさず、「総合的な学習の時間」で子どもたちがコンピュータを使う場合にも当てはまります。そうした経過が地区内の小学校のコンピュータ導入にあたって「全館、無線LANの環境を希望したい」という提案につながったのでした。 もちろん、僕は本校の子どもたちが精一杯活用できるように十分な環境作りをしていくつもりです。昔から教員は、そこにあるものを最大限に使って授業を作ってきたのですから。 「コンピュータの研修を受けた教員の延べ数は全国の教員数の6倍にもなるのに、未だに使える教員の数が半分に満たず、文部科学省は愕然としている」という話を聞いたことがありました。教員として必要な指導研修をどのように効果的に設けるかが、すごく重要なのです。でも実は、教員は新しいことを学ばされるのがけっこう苦手なんですよね。 |
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