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2011年03月08日

社会人、大学生の7割がグローバル対策を取る企業が増えると予想―NHK出版調査

語学テキストを発行するNHK出版は、グローバル人材のニーズについて、社会人、大学生、小学校5,6年生の親を対象にインターネット調査を行っている。
【社会人調査】
 「ビジネスシーンで外国語の必要性を以前より感じる」社会人は52%、「以前と変わらない」41%。
 「社内公用語化英語化や、語学に堪能で有能な人材を国籍問わず採用、育成する『グローバル人材制度』などグローバル化対策をとる企業が今後さらに増える」と思う人は全体の72%、「いいえ」と答えた人はわずか4%。
 一方、「経済、企業のグローバル化に不安を感じることがある」人は39%、「ない」29%、「どちらともいえない」32%でほぼ拮抗している。
 こうした中で、社会のグローバル化に対する対策を既にとっている人は56%、今後取りたいと思う人も29%いる。具体的な対策では、「検定など資格取得を含めた語学学習」が最も多く64%、「外部セミナーへの参加」16%、「MBAなど海外でも通用する専門分野の資格取得」16%と続く。

【大学生調査】

「グローバル化対策をとる企業が今後増える」と思う大学生は全体の74%で、外国語学習、資格取得など企業のグローバル化に対する対策を既に取っている大学生は63%、今後取りたいと思う大学生は26%。また、外国語を話せることが就職に有利になると思う大学生は77%、「どちらともいえない」とする大学生も18%いる。
 一方、グローバル化に全体の58%が不安を感じたことがあると答えている。

【小学校5,6年生を持つ親調査】
 グローバル化が子どもの就職や将来に与える影響が不安だとする親が46%いるのに対し、「どちらともいえない」とする親も40%いる。
 グローバル化への対策を既にとっている親は69%、今後取りたいと思う親は25%。一方、4月から正式に小学校5,6年生で実施される外国語活動がグローバル化への対策になると期待する親は21%、そう思わない32%、どちらとも言えない47%という結果になった。

○調査地域 首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)
○有効回答数 社会人(20代、30代、40代 各50人)、大学4年生(100人)、小学生の親(100人)
○調査時期 2011年2月

投稿者 kksblog : 2011年03月08日 19:35

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