大画面テレビで交流

          へき地学校などで研究重ねる 

へき地学校など児童・生徒数の少ない学校で、コミュニケーション能力がなかなか育ちにくいことに対し、ネットワークと大画面テレビなどでへき地学校と他の学校を結び表現力や授業のあり方に効果を発揮してきた「へき地学校等のためのIT活用方法研究開発」事業。平成7年度にスタートした同事業も15年度で終了するが、現在23か所の学校などが指定を受け、双方向授業のあり方などについて研究を行っている。
 現在研究を行い14年度で研究を終了するのが、へき地学校では北海道岩見沢市、滋賀県マキノ町、愛媛県宇和島市などの小中学校、岡山県の日本原高校、精研高校など。病院内学級は、神戸市の港島中学校・同中学校あじさい学級・市立中央市民病院。
 15年度まで研究を継続するのが、北海道札幌市、千葉県君津市、京都府亀岡市、沖縄県渡嘉敷村・豊見城市の小、中学校、横浜市の病院内学級、など。
 17年度にすべての学校の普通教室にネットワークに接続されたコンピュータが整うが、同研究の成果を生かしたいものである。

(2002年11月2日号より)


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