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パトロール用品カタログ 防犯くん
地域防犯はパトロールから


防犯くん  PTAや地域のボランティアによる防犯パトロールも地域の安全確保にいまや欠かせない要素のひとつになっている。パトロールをしていることを一目で理解させ、抑止効果を高めるためにも、防犯活動を告知するベストやたすき、のぼり、キャップなどの装身具は必要なグッズといえる。

 株式会社ベスト(東京都)では、「安全・安心」をコンセプトに地域防犯パトロール用品カタログ「防犯くん」を出している。Tシャツの上にもコートの上にもフィットする「パトロールベスト」は、反射テープで夜間も目立つ。「腕章」は、用途に応じて様々な印刷が可能だ。チームで着用することで、連帯感を高め、かつ抑止効果も高まる。

パトロール〜自転車用 また、電柱や看板などに貼り「ひったくり多発地区」など防犯を呼びかける反射幕は、うす暗い路地や過去に事件のあった場所での設置で効果を発揮する。このほか、トランシーバや拡声器、護身用品など、パトロールに必要な防犯用品が揃っている。「防犯くん」には長年の防犯メーカーならではのきめ細かい配慮がされた防犯活動グッズが網羅。のぼりや腕章、ベストや帽子などには、学校名なども入れることができる。

 問合せ=株式会社ベスト電話03・3943・5311

防犯〜帽子
防犯〜たすき
防犯〜ベスト
   
防犯〜のぼり
防犯〜POP
防犯〜腕章
犯罪抑止に
夜間にも目立つ



次世代連絡網システム「オクレンジャー」
メールアドレス不要で情報流出防ぐ

 株式会社パスカル(長野県佐久市 井上隆社長)では、小中学校・学校全般向けにメールアドレスを使わない次世代連絡システム『オクレンジャー』を開発・発売を開始した。従来の携帯連絡網システムと大きく異なるのが、個人情報(メールアドレス等)を一切登録することなく情報をやり取り出来る点だ。保護者はメールアドレスを登録する必要がないため、個人情報の流出を防げ、学校側も個人情報管理のリスクを負わずに済み、そこにコストをかける必要もない。

 情報発信者である学校の先生やPTA役員等がパソコンや携帯電話から、連絡事項をサーバーに書き込む。保護者の携帯電話が自動的にサーバーに読みに行く。PHSやパソコンからも読みに行け、家族全員が使うこともできる。個人IDを持ってサーバーと情報のやりとりすることで、メールアドレスが不要という仕組みだ。

 災害発生時にも即・連絡できる
 災害発生時には携帯電話がかかりにくくなったり、メール連絡網の配信が極端に遅れることがあるが、『オクレンジャー』ならば携帯電話等の側から情報を取りに行く方式を採用しているため、安定して連絡を行き届かせることが可能だ。

「確実に届いたかどうか」わかる
 一斉連絡網では、先生など情報の配信側が「連絡が行き届いたかどうか」を確認する必要がある。「オクレンジャー」は、「未読管理」機能で、連絡を読んでいない保護者を把握することができる。このほか、懇親会やスポーツ大会などへの出欠席を簡単に確認・集計する機能も兼ね備えている。

 活動報告など日常活用が評判に
 「オクレンジャー」は現在、市内の小学校、スポーツ少年団、野球クラブ、短期大学等で試験導入を重ねている。A小学校では、修学旅行先やキャンプに出掛けた先から担任の先生が保護者に向け、「これから、○○○に向います。修学旅行の行程は順調に進んでいます」「これから皆が楽しみにしていたキャンプファイヤーです」など、緊急連絡網ではなく、手軽にリアルタイムに状況を保護者に知らせる手段として多く使われているという。連絡事項に写真を付けて送信する事もでき、保護者に安心を届けることができる。これは保護者に大変喜ばれている活用法だ。

 地元のスポーツ少年団では、今年より毎週の練習日時や大会日程等の連絡事項を「オクレンジャー」で各保護者に向け配信を開始した。この8月からは、紙で配布していた従来の連絡方法を取り止める。また、夏休み明けからは、同市内の小学校2校をはじめ、スポーツ少年団が導入を予定しており、地元自治体の防犯防災連絡網としても導入が検討されている。

▽利用料 1クラス年間2万円(学校単位)。
各種団体グループでの利用の場合30名まで年間1万8000円
問合せ=株式会社パスカル 電話0267-66-1991

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【2006年8月5日号】


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