■算数のデジタルコンテンツ
すべての学校が広帯域のインターネット回線で接続されたブロードバンドスクールになるように多様な角度から支援を行っているブロードバンドスクール協会(清水康敬理事長)は、教員研修支援「ブロードバンドスクールキャラバン」を各地で行っている。
その1つとして12月10日、千代田区立番町小学校講堂で区内の小中学校の先生20数名が参加して、「算数」でのデジタルコンテンツの効果的な活用などをテーマに研修が行われた。講師は慶應義塾湘南藤沢中・高等部の田邊則彦教諭で、講堂には無線LANでインターネットに接続されたノートパソコンが一人1台用意。研修時間は1時間、参加者それぞれが授業で使えるコンテンツを見て知ってもらい、情報モラルの学習に使えるサイトを体験してもらうという優しい内容だ。
田邊教諭のリードに従って、まず学習活動のポータルサイトである「NICER」のコンテンツを見てみる。「先生」画面から小学校「算数」などに入り、授業で使えるサイトを体験する。教科書会社が提供するコンテンツ、お薦めの検索エンジンであるキッズgoo、児童向けにネットワークを使うための約束事を分かりやすく解説したディズニーのサイバーネチケットサイトなども体験していく。
「家ではブロードバンド環境で、家に帰ったら生徒はやりたい放題かもしれません。キッズgooの中には家族で考えるサイトも用意されています」
「パソコンを一番置いてもらいたいのは、図書室。ネットで調べたことが本当に正しいのか、確からしさ、新しさを見分ける力を子どもたちに身につけてもらいたい」
と、サイトの解説をしながら、コンピュータ・ネットワークを活用した学習を進める上での要点を田邊教諭が示した。参加者からはフィルタリングの善し悪しなどについて質問が続いた。
【2005年1月1日号】