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過去のアンケート結果より
 ○あなたの学校の 「インターネット環境・校内LAN環境」に満足していますか?
 ○「携帯端末版」学校HP あると便利だと思う?


■あなたの学校の 「インターネット環境・校内LAN環境」にアンケート結果
 満足していますか? 
(2004年6月9日〜7月14日) 

「あなたの学校のインターネット環境・校内LAN環境に満足していますか?」の結果は「はい  31.8%」「いいえ 65.2%」「その他 3.0%」でした。

▽コンピューター室にあるのは、古くて動作が遅く、ハードディスクの容量の少ないパソコンのみです。生徒1人に1台使えるのですが、インターネットに非常に繋がりにくく、遅いので授業になりません。
(埼玉県・せんさんより)

▽本校では、すべての教室、特別教室にネットワーク化を施し、これは全職員の財産です。一昨年の夏期休業中に気合を入れて作業完了、この熱意が通じたのか?全職員にもノートパソコンが三年計画で支給されることとなりました。ネットワーク環境の向上は、本来行政が責任を持って行うことですが、その気持ちになれば我々でもできることかもしれません。現在、書類の電子化が着々と進み紙類のゴミが減少中です。セキュリティー対策も日々努力しています。
(神奈川県・ながたさんより)


■携帯端末版の学校HPアンケート結果
 あると便利だと思う? 
(2004年5月12日〜6月9日)

 横須賀市教育委員会は携帯電話のサイトを通じ、自然災害による臨時休校や一斉下校など、緊急情報を児童生徒の保護者らに知らせる「よこすかスクール携帯ネット」を6月から始める。市立の全小、中、高、盲、養護学校計77校がそれぞれサイトを開設、通常は所在地や電話番号、運動会などの行事予定を表示、緊急時には校長判断で、学校対応などを載せるというもの。公立校で携帯電話専用サイトを設けるのは全国初。教委では、犯罪対策への利用も検討している。

 これについてKKS読者に「携帯端末版・学校HP あると便利だと思う?」と尋ねたところ、「あると便利」が12件・54%、「必要ないが」6件・27.3%、「とても欲しい」は4件・18.2%と、弊社HPアンケート至上最低の回答率であった。

 回答者の割合としては「欲しい」が約7割を占めているものの、回答数が少なく、全体として「携帯端末版」学校HPに関し、現場の教員は否定的あるいは無関心、という傾向のようだ。埼玉県の教員からは「学校の外部公開用ホームページは、その学校が行っている教育を保護者や地域、世界の他の国の人に知らせる・説明責任・を果たすことに大きな目的があると思う。従って、相手に分かりやすく自分たちのしている教育の内容を伝えることが第一義。便利さを追い求める必要はないと思う」という意見が寄せられた。

 しかし一方で、「携帯端末」の活用は進む傾向にある。横浜市立鴨志田緑小学校では、学校と保護者との連絡を携帯メールで行うサービスの導入が開始した。(サービス提供・ピクシスランドジャパン・横浜市・加賀谷重雄社長)

 同校PTA会長の木村氏によると、通常、学校から家庭への連絡は、電話連絡網や印刷物配布がおもな手段だったが、電話では情報が正確に伝わらないことや、特に、緊急時に全保護者に情報を伝えたい場合の留守家庭への対応が緊急の課題となっていた。そこで鴨志田緑小学校では、携帯メールサービスを導入。携帯メールなら、同じ情報を瞬時に対象となる保護者全員に送信でき、仕事中や移動中でも情報を確認できるメリットがあるという。横浜市のNPO団体が学校関係者に対して独自に行った調査でも、「留守家庭が多く、全家庭に伝えるのは困難」「夜まで連絡がつかない」と諦めてしまっている学校関係者がいることが明らかになった。また文科省でも「学校安全緊急アピール−子どもの安全を守るために−」を発表するなど、安全対策に関する事業を推進する。