他地域の様子を知る

岐阜県の学校と交流学習
高知市立青柳中学校

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教育工学高知大会で
 高知市立青柳中学校での公開授業は、2年生総合「ネットワークを活用した交流学習〜身近な土地を調べ、さらに他の地域の様子や生活のようすを知ろう〜」と3年生技術「ロゴプログラミングとLegoによるコンピュータ制御」が行われた。
 2年生は富士通ビー・エス・シー社のCampusLinkを通じて岐阜県の川島中学校と交流学習を行っている。人口・気候・地形・産業・特産物…など双方で同じ項目を調べ、ページを作成する。この時間までに情報の送受信を行い、各自でまとめる作業に入った。「交互に両方の県を見比べながら調べよう」と和田広信教諭の声に、生徒達はわかったことを用紙に記入した。時間の最後には「・ほかって・などの方言にびっくりした」、「人口が高知と比べて多い」など時間内に得た感想を述べ合った。
 3年生は「ソフトウエアの活用」の単元の中で、コンピュータプログラムを作成し、各班で発表を行った。LOGOライターWin(ロゴジャパン)でプログラミングを学び、作った作品は実生活部門、未来部門などから選択したもの。「きれい好きマシーン」は電源を入れると全自動で雑巾がけをする仕組み。センサーの感度に注意点を置き、うまく回れるように工夫してあり、タッチセンサーで障害物に触れるとよけたり、机から落ちそうになると戻るようになっている。
 「なぜ雑巾がけにしたのか」「自分がいない間でもきれいになっているといいなと思った」などユーモアある生徒同士の質問のやりとりもあり、それぞれの最後に担当の白井裕史教諭から作品の注目すべき点についての説明がされた。

 (教育家庭新聞2000年12月2日号)


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