インターネット接続台数は平均5台に

こねっと参加校、春に紹介の11校半年後の成果

96年11月の正式スタート以来、こねっと・プランの参加約1000校では、さまざまな実践が行われている。 本紙97年4月号で掲載した小学校11校に約8ヶ月後の取り組みの変化を前回3月の調査時とほぼ同じ項目で聞いた。

どの学校もインターネットを活用した取り組みが進んでいるようだが、中には校舎の改築で長期間せっかくの設備を利用できなかった学校もある。 活動の内容では、児童自身によるホームページの作成実践が増え、テレビ会議システム「フェニックス」を利用した県外の学校との交流も盛ん。 インターネットを利用した情報収集、メールによる交流も工夫して行われている。 課題では、有害情報へのアクセス防止、個人情報の保護の問題、ネチケットの指導などが目に付く。

11校のパソコン設置台数を平均すると、1校当たり22台。前回3月時点の調査と比較し11校合計で39台増えた。一方、11校のインターネット接続台数は、平均で5台。前回より総台数で8台増加した。 なお、パソコン設置台数244台(11校計)のうち、Windows95が稼動するパソコンは、131台(53.7%)。傾向として、Windows95稼動マシンが増えると、校内のインターネット接続台数も増えていくようだ。

各学校の活動状況はこちら

(教育家庭新聞98年1月1日号から)