教育家庭新聞・教育マルチメディア新聞
TOP教育マルチメディアニュース   バックナンバー
教育マルチメディアニュース
科学技術体験に「ロボット」を

小中高生が作る「ロボット・アスリート」オリンピック
2008年度国際大会WRO横浜で開催

 小中学生や高校生が参加するロボットの国際競技大会・第5回WRO(World Robot Olympiad)が11月1日〜2日に神奈川県・横浜市で開催される。新たな試みとして、小中高の先生向けに、参加各国の教諭がロボットの指導法を発表するロボット教育国際シンポジウムも開催される。昨年の大会は台湾で開催され、高校生部門で日本チームが優勝した。

  公式競技は、小中高生がロボットを自分たちでデザイン・組み立て、各段階に応じた課題(缶を倒す、ピンポン玉を移動するなど)にクリア、そのタイムを競う。

  各国からの競技参加者が国や言葉を超えた混成チームによるロボット課題にチャレンジするスペシャルマッチも企画されており、良質な国際交流の場が提供される。

  大学生部門として、「地球環境保護」をテーマにロボットを作るエキシビジョン大会も福井にて開催。参加者が自由にロボットを組み立て、環境保護の問題をどう解決できるのかを表現する。

<公式競技>概要

【小学生部門】ベースランナー
・ロボットはスタートエリアからスタート。ゲートを通過して時計回りでターゲットにチャレンジ。再びゲートを通過してゴールエリア(=スタートエリア)に向かう。競技は2分間(120秒)。
・ゲート通過ポイント(最初のみ)10点/コーナのターゲットを倒す(3か所) 各10点/時間ポイント。

【中学生部門】スマッシュトライアスロン
・ロボットはスタートエリアからゲートを通過して時計回りでターゲットにチャレンジ。トンネルや坂道など6ゾーンを通過、再びゲートを通過してゴールに向かう。競技は2分間。
・ゲート通過ポイント(最初のみ)10点/ターゲットを倒す(3か所)各10点/ゾーン通過ポイント(6か所)各10点/時間ポイント。

【高校生部門】リサイクルキーパー
・ロボットはスタートエリアから4ターゲットを倒し、ピンポン玉16個をポイントゾーンへ運ぶ。競技は2分間。
・ゲート通過ポイント(最初のみ)10点/ピンポン玉をポイントゾーンへ運ぶ(16個)各10点/時間ポイント
【国際交流マッチ】ジャイアントスラローム
参加国のカテゴリごとに1名ずつ参加。自国以外の小中高生で構成されたミックスチームで、時間内にロボットを組み立て、ロボットはポールや白線をクリアしてゴールに向かう。

【オープンカテゴリー】
  「環境」をテーマに、ロボットを使用して問題にアプローチ。事前に作品PR画像を作成、提出。動画は2分間(120秒)。NXTまたはRCXを最低1台使用。制作・プレゼンテーションは英語を使用。詳細は後日Webにて公開。
<エキシビジョン競技>(福井)

【大学生部門】バランスビーム
  平均台競技をイメージしたロボットのバランス感覚を競う。ロボットが平均台を通過、パフォーマンスエリアで規定演技「振る動作」、「回転する動作」、「起き上がる動作」を実施。各規定演技は1分間。規定演技の組み合わせにより獲得ポイントが変わる。

【今後の予定】
・国内各地予選会 6月〜8月
・科学技術におけるロボット教育シンポジウム(国内)
7月31日(木)横浜市開港記念会館
・WROJapan決勝大会 8月31日(日)パシフィコ横浜
・WRO国際大会・教育シンポジウム 
11月1日(土)2日(日)パシフィコ横浜

【その他】
▽ロボット組み立てに使用する機材はLEGO 製品であること。ロボットの制御部分はMINDSTORMS RCX またはNXT 。制御プログラムはROBOLAB または教育用NXT。▽使用できるモータやセンサはLEGO社より供給されているもの。▽スタート前のロボットの最大サイズは250mm×250mm×250mm以内▽ロボットは自律型。無線操縦、リモコン、有線でのコントロールは禁止。

http://www.wroboto.org/
主  催 WRO2008実行委員会
共  催 NPO法人WRO JAPAN(3月設立予定)
特別協力 (財)日本科学技術振興財団・神奈川工科大学・レゴエデュケーション・(株)アフレル

【2008年2月2日号】

記事のご感想をお寄せください

新聞購読お申し込みはこちら