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フィンランドの教育を視察
ビヒティー市総合高校
生徒が学修をプラン

 

ビヒティ市総合高校
 
ビヒティ市総合高校
 

ビヒティ市総合高校を訪問した。生物、英語、数学の授業を見学後、レクチャーを受けた。

  ビヒティ市総合高校は生徒数160名、教員数17名。学年もクラスもなく、生徒は自分の考えで科目を選択し学習プランを作る。単位を早く取ればそれだけ進むことができる。

  必修科目は45から49単位(1単位38授業時間)、その他に専門選択科目10単位、学校が設定する応用選択科目があり、最低75単位を修得しなければならない。多い生徒では100単位ぐらい修得する生徒もあるという。

  また、職業学校と連携した授業や、図工や音楽など芸術分野を深く勉強した場合には証明書が授与され、芸術学校に行く場合にその証明書が評価される。手を使って何かを造形していく授業は人気があるという。小中学校でもそうだが、高校でも普通科目と技術、芸術系科目が同等に扱われているようだ。

 

 

【2007年2月3日号】

 

 


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