新世代インテルプロセッサで拡がるタブレット端末の可能性

インテル
“Big Hairy Audacious Year”
と書き初めた
インテルの吉田和正代表

 昨年度大きく伸びたタブレット端末だが、その業務活用では教育分野がもっとも多く全導入台数の35%を占めるという調査結果が出ている(シード・プランニング調べ)。昨年は、インテル初のスマートフォン・タブレット製品が展開された年でもある。

  1月18日、インテルは2013年度の経営方針に関する記者説明会を開催した。その中で代表取締役社長の吉田和正氏は、「2013年度に市場投入する第4世代Intel Coreプロセッサや低消費電力プラットフォームにより、近い将来これまで以上に長時間稼働でき、セキュリティに優れた使い勝手の良い製品が実現する」と述べた。タブレット端末は今後も一層「薄く、軽く、応答性が良く、長時間稼働」など進化しそうだ。第4世代Intel CoreプロセッサはAndroidにも提供されることから、Android端末が再定義される可能性も生まれる。

インテル
省エネ・低コスト・即応性に
優れたタブレットを提供する

  吉田社長は「今後、PCとタブレットの境界は確実になくなっていく。高性能プロセッサはユーザビリティにつながる。スマートフォンでは、インテルが入ってるからこそ使いたい、という機種を増やしていく。優れたインフラと技術を組み合わせ、日本ならではのソリューションを実現し、世界に発信していく。そのためにも日本から本社へ積極的に提案していく」と述べ、「Big Hairy Audacious Year」と書き初めし、その意味を「今年はハイになって高望みする年とする」と説明した。

 

 

 

 

【2013年2月4日】