【新連載】元気な小規模校を増やす!「町内の学校間連携で遠隔教育の充実を」鹿児島大学大学院 山本朋弘准教授

少子化の急速な進行に伴い、小規模校が増えている。いまや日本の小・中学校の約5割が11学級以下の「小規模校」だ(平成28年度学校基本調査)。そのため、小・中学校の統廃合も進行している。しかし、学校の統廃合は、地方の過疎化の加速にもつながる面がある。統合困難な小規模校もある。ならば、児童数の減少を好機と捉え、小規模校のメリットを活かす教育に積極的に方向転換してはどうか--山本朋弘准教授は「元気な小規模校を増やしたい」と、小規模校を中心にICT活用や遠隔教育で支援している。