【長野県】授業でのICT活用 重点施策に 教員の指導力向上を目指す

  長野県教育委員会の平成25年度当初予算要求額は、1899億2606万円となり、平成24年度当初予算額より18億2457万円の増額。現在策定中の「長野県総合5か年計画」及び「第2次教育振興基本計画」に沿って、「未来を切り拓く学力の育成」、「信州に根ざし世界に通じる人材の育成」、「安全・安心・信頼の学校づくり」、「すべての子どもの学びの保障」を主な柱とした取り組みを進めていく。

  重点施策であり新規事業となる「情報通信技術(ICT)を活用した確かな学力育成事業」には6899万9000円を計上。授業中にICTを活用して指導が行える教員の割合を中学64%、高校63%とすることが目標。また、平成29年度までにすべての県立高校で電子黒板を活用した授業を行えることを目指し、平成25年度は研究委員会を発足させ、授業計画と活用できる教材を作成する。

【2013年2月4日】

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