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下着指導キットの活用時期

 本紙がグンゼ(株)の協力を得て実施している「下着指導キット(ジュニアブラジャー)」のモニター企画は、養護教諭から大好評を得ている。女子児童の胸のふくらみが気になり出してもなかなか指導の方法がわからない、中学生になってもまだ何も着用していない…などの声から生まれたこの企画。過去3年間に申込みのあった養護教諭に改めてアンケートを取り、どのような活用がなされているのか、また今悩んでいる下着に関する悩みはどのようなことかを調査し、その課題について紹介する。

下着指導キット 5、6月の活用は初経指導と同時に

  「ジュニアブラジャー」は、なぜ必要なのか。それは、子どもたちの胸が大人とは形も向きも異なるからだ。子どもたちの胸はトップ位置が高く、外側を向いている。

  では大人の胸はどうなっているか?年を重ねるにつれて、トップ位置は下がってきており、子どもたちのように外側を向いてはいない。

  つまり、「寄せて・上げて」の傾向が多い大人のブラジャーは、子どもたちにとってはまだ必要ではないことがわかるだろう。逆に窮屈な思いをしたり、体に合っていないこともある。成長期の子どもたちにとっては、胸を守ってあげる、支えてあげる優しいブラジャーが適しているといえる。

  本紙調査(有効回答数77件)によると「下着指導キット」を「ある程度活用できている」養護教諭(40件)と、「模索中・上手な活用方法を知りたい」養護教諭(40件※複数回答有)がちょうど半分ずつであった。

  「模索中・上手な活用方法を知りたい」養護教諭のなかでは、特に「年間を通した指導方法」を知りたいという声が多かった。活用の時期は夏休み中で8月と行事の少ない11月を除くと年間にわたって様々な活用時期が見えてきた。

【活用の多い時期】

  まずは5月と6月だ。「ある程度活用できている」と回答した養護教諭に聞いたところ、発育測定の時に女子に見せる、初経指導の際に一緒に活用しているという養護教諭が圧倒的に多い。

  また、初経指導と宿泊学習前の指導を兼ねていることも多いようで、9月に実施するという養護教諭も比較的多い。自宅を離れて宿泊する際に、環境の変化から初経を迎える子もいると聞く。その準備の際に、ブラジャーも兼ねてというのが狙いのようで「抵抗がないようだ」という声が多く聞かれた。また、9月は運動会の前に話すという場合も多い。

【ある程度活用が多い時期】

  宿泊学習前でもあり、また夏休み直前でもある7月の実施もやや多い。また、子どもたちの成長は個々に応じて大きく違うため、小学校でブラジャーを着用せず中学校に入学することも少なくない。それを見越して4月の入学当初に中学校では実施する場合もある。その際は、生徒指導を兼ねることもある。

  「下着指導キット」のなかには、指導用の資料をパワーポイントで作成して同梱しているが、中学生になるとより理解が深まるため、資料を中心に活用している養護教諭もいた。小学校では、ジュニアブラジャーのステップ1〜3を見せて、子どもたちに触れてもらいながら、自分の発育状況を理解してもらうことが多い。

ブラジャーは成長に応じた着用を

サニタリーショーツ 消臭加工など多種 活動に応じた物を

 また、ブラジャー以外に下着で知りたいことは、肌着の着用・サニタリー(生理用)ショーツ・男子のパンツなどがあがった。初経指導と合わせて指導するという回答が多いことから、今回は「サニタリーショーツ」の最新情報を紹介する。

  取材を通じてよく耳にするのが、「普通のショーツにナプキンを着用している子が多い」という意見。サニタリーショーツ特有のカサカサした音が嫌だとか、量が少なく普通のショーツでも良いと思う子もいるという。

  そこでグンゼ(株)では、ジュニア用のサニタリーショーツとして「裏マチ部ワイドタイプ」「ポケット付タイプ」「ナイトタイプ」「スポーツタイプ」「羽根付ナプキン対応タイプ」の5種類を提供している。

  5種類のなかで、活用度が高いものは、「ポケット付タイプ」だ。ショーツの内側にポケットが付いており、朝にナプキンを入れておけば、ナプキンを手にもたなくてもトイレで付け替えられる。

  そのほか、部活動などでよく動く子には「スポーツタイプ」がおすすめ。ショーツの後ろ側の中心にギャザーが付いているため、ナプキンがズレにくい設計になっている。

  また、トイレにナプキンを持って行くことが恥ずかしいからと、朝にナプキンを付けたまま一日を過ごす子もいるそうで、「臭いが心配」という声も聞く。同社では、サニタリーショーツの裏マチ部には消臭ラミネート加工を、生地には消臭加工を施し、快適さを追求している。

  このほか、ナプキンの着用が慣れずにもれてしまう子や量が多い日のサポートとして、裏マチ部分が広くもれてもすぐに染みることのない「裏マチ部ワイドタイプ」など、多くの工夫が施されているので、子どもたちだけではなく、保護者にも教えてほしい。

メルマガで最新情報を提供

  これらの詳細は、希望者にメールマガジンで10月下旬に配信予定。過去の下着指導キットの申込者でメールマガジンを希望する方は kks@kknews.co.jp「下着指導メールマガジン希望」とタイトルに入れてお送り下さい。

 

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