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学校施設は、児童生徒等の活動の場であり、また非常災害時には地域住民の避難所としての役割も果たすため、その安全性の確保は極めて重要です。

平成23年3月の東日本大震災で地震や津波により学校施設に甚大な被害が発生したこと等を受け、同じ年の7月に、文部科学省が設置した有識者会議において、学校施設の安全性、防災機能の強化について緊急提言がなされました。そして、平成26年3月には「災害に強い学校施設の在り方について～津波対策及び避難所としての防災機能の強化～」が示されたところです。

また、近年、竜巻等の突風や、土砂、火山災害など、新たな課題への対応が急務となっています。

これらの背景を踏まえ、この事業において緊急提言等を踏まえたテーマを具体的に指定した上で、各地域の特性等を踏まえた実証的研究を実施し、その成果を全国に発信することによって、学校施設の防災力強化の取組が、一層促進されることを目的として、このたびの公募となりました。

応募は、「地震・津波・土砂・火山被害等が想定される地域における学校施設の立地や安全対策などの基礎的検討」、「学校規模や地域特性等を踏まえた、避難所としての防災機能強化策の検討」、「地震・津波・竜巻・土砂・火山災害等に対応したソフト・ハード一体となった学校の防災対策の検討」のいずれかの取組を実施し、その成果を取りまとめます。

企画提案書の提出期限は、平成28年4月28日（木）12時必着となっています。

詳しくは、概要を御確認ください。（学校施設の防災力強化プロジェクト（平成28年度）概要）

全国での取組が、お互いの知恵となっていけばいいですね。

大臣官房文教施設企画部施設企画課防災推進室「学校施設の防災力強化プロジェクト（平成28年度）」の公募について