KKSブログ: 東京都公立中の東北方面修学旅行の第1陣として練馬区立開進第二中学校が出発

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●東京都公立中の東北方面修学旅行の第1陣として練馬区立開進第二中学校が出発 (2016年05月11日)

5月11日、東京都中学校長会修学旅行対策委員会(事務局＝公益財団法人日本修学旅行協会以下、日修協)は、東京都公立中学校の東北方面修学旅行の第一陣として、練馬区立開進第二中学校(大石光宏校長)による修学旅行の出発式をJR上野駅新幹線コンコースで行いました。東京都公立中学校の修学旅行は、東海道新幹線修学旅行専用列車と東北新幹線定期列車を利用して行っています。

この日東北に向かう開進第二中学校の190人に対しあいさつした東京都中学校長会修学旅行対策委員会副委員長の池田富太郎氏(世田谷区立深沢中学校長)は、修学旅行には多くの人が関わり支えてくれていることを述べた上で、老子の「聞いたことは忘れる。見たことは覚える。やったことは分かる」という言葉を紹介し、「旅行先でたくさんの体験をして帰ってきて欲しい」と生徒に語りかけました。また、生徒を代表して同校3年生の西藤涼太さんは、JR東日本職員にむけて「今日から修学旅行に行ってきます。よろしくお願いします」と元気にあいさつをしました。そして、生徒らの命を預かる東日本旅客鉄道株式会社(以下、ＪＲ東日本)を代表してJR上野駅副駅長の松村明氏は「皆で寝食を共にして楽しめるのはこれが最後なので、思い切り楽しんで欲しい」と話しました。

生徒からはJR東日本関係者に花束が、ＪＲ東日本からは記念品として新幹線の絵柄が入った圧縮袋とペンが生徒に贈られました。生徒らは上野駅を出発し仙台駅へ到着後、石巻市にて現地の語りべから東日本大震災について聞き、学んだ後、宮城県田尻町に移り田植えを体験。その日は、村の52の農家に民泊し、翌日のお昼は村の方々とバーベキューを楽しみます。その後は岩手県平泉に移動して中尊寺金色堂を見学するそうです。
日修協では、修学旅行を有益かつ円滑に実施できるよう専用列車を利用しており、前日の5月10日には、中央区立銀座中学校をはじめとする都内の公立中学校9校の修学旅行生を乗せた専用列車の第一陣が、関西方面に出発しました。

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