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ネット上の子どもたちのリスクは?〜ユニセフ 若者の意識調査〜 (2016年06月10日)

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ユニセフ(国連児童基金)が、インターネット上の子どもたちのリスクについての調査を行い、発表した結果が出ています。

この『リスクと可能性:インターネットとともに育つ』は、世界25カ国の1万人以上の18歳の若者を対象とした意識調査の結果がとりまとめられたもので、「繋がる世界」において育つ若者たちが、インターネット上のリスクについて、どう認識しているかが明らかになっています。

調査結果によると、18歳の10人に8人の子どもが、インターネットを通じての「性的搾取の被害に遭ったり騙されたりする危険がある」と認識しており、また、同年齢の10人に5人が、「友達がインターネット上でリスクのある行動をとっている」と考えていることが、わかりました。

回答した若者の90%近くが「インターネット上のリスクを避けられ」と回答するなど、インターネット上で身を守ることについて若者たちが自信をもっているということがわかり、およそ10人に6人が、「インターネット上で人と知り合うことは、ある程度、またはとても重要であるが、相手が身分を偽っていた場合には、確実に見抜ける」という答えは36%にとどまっています。

また、女子の回答者の67%は、「インターネット上で性的な内容のコメントや要求があったら不安」と答えたのに対し、男子では同じ思いでいるのは47%という結果でした。

そして、オンラインで実際に危険な目にあった時、親や先生に相談するよりも、友達に相談するという回答が多かった一方で、友達がオンラインで危険な目にあったときにどのように助けるか確実に知っている、と答えたのは半数以下でした。

世界の子ども達を対象に行っている調査ということなので、日本以外の状況も含め知っておきたいことですね。

調査結果『リスクと可能性:インターネットとともに育つ』



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投稿者 kksblog : 2016年06月10日 06:12


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