教育家庭新聞社Web

3DプリンターにWi-Fi機能が搭載されたことで、ネットワークを通じてPCとの接続が可能になりました。これによって、設置場所の自由度が増し、利便性が格段に向上しました。さらに同じネットワーク環境下であれば、専用のアプリ「XYZprinting App」を使って、iPadやAndroidタブレットから「ダヴィンチJr.1.0w」を操作できます。また、XYZプリンティングジャパンの3Dデータ共有サイト「XYZギャラリー」に手元のタブレットからアクセスすることで、「ダヴィンチJr.1.0w」まで出向かなくてもプリントできます。

SDカードから直接3Dプリントもできます。SDカード内にお気に入りの3Dデータを保存しておけば、PCに接続しなくても3Dプリントができます。また着脱が容易なエクストルーダの導入により、メンテナンスがしやすくなったこと、専用ユーティリティソフトウェアが同梱されたことによって、3Dプリンタに関する専門的な知識がなくても安心して使えるようになりました。専用サイト「XYZギャラリー」では、作成されたオリジナル3Dデータを公開したり、公開された3Dデータをダウンロードして使うことができます。

コンパクトなパーソナル／ファミリーモデルの登場によって、3Dプリンタがより身近になるでしょう。XYZギャラリーの公開されたデータを使えることで、使い方も一層広がりそうです。授業で役立つ3Dモデルの作成や、公開データの利用など、教育現場への活用も考えてみてはどうでしょうか。

パーソナル/ファミリー向け３Dプリンター「ダヴィンチJr.1.0w」を発表 59,800円（税込）で10月30日より販売開始