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●平田オリザ氏、岡山県奈義町の「教育・文化のまちづくり監」に任命される (2016年04月25日)

劇作家・演出家として世界を舞台に活躍される平田オリザ氏が、今月20日に岡山県奈義町の「教育・文化のまちづくり監」に任命されました。平田氏は芸術家として活躍する一方で、現代口語演劇理論の提唱者として知られており、また、大学教授として研究・教育にも熱心に取り組まれるなど、教育者・研究者としても活動されています。代表作には『東京ノート』『ソウル市民』3部作などがあります。

「教育・文化のまちづくり監」とは、人口6000人の維持と活力ある経済を実現するために、「ひとづくり」を基幹とし、を目指し活動する役職です。主な活動内容は、教育政策・文化政策へのアドバイスや庁内の「まちづくり総合戦略会議およびワーキング」や「タウンプライド協議会」への議論参加などです。今後、奈義町では特色ある教育と自然・アートのまちづくりが推進されます。平田氏は国や自治体の政策に対する理解も深く、これまでの活動実績を生かした取り組みが期待されています。

これを受け平田氏は、「すでに出生率2.81を達成している奈義町には大きな可能性を感じています。美しい自然と、世界水準の近代美術館を有する奈義の強みを最大限に生かして、奈義町の子供たちに芸術文化をシャワーのように浴びてもらいたいと願っています。」と語っています。

写真＝© Tsukasa Aoki

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投稿者 kksblog : 2016年04月25日 11:42

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