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少人数教育の実現~文部科学省 (2016年05月04日)

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文部科学省が「少人数教育の実現」について、中間まとめを行い、公表しています。

文部科学省では、平成27年11月に義家文部科学副大臣を座長とする「次世代の学校指導体制強化のためのタスクフォース」を設置され、今後の教職員定数等の在り方についての検討を行って来ました。

このたびの中間まとめは、この「タスクフォース」における検討結果について、平成28年4月にまとめられたものです。

概要は、以下のとおりです。

現在の学校指導体制の成果となるのは、教員が「教科指導」「生徒指導」「部活動指導等」を一体的に行う点についてです。
課題となるのは、世界トップレベルの学力を維持する一方で、根拠・理由を示して自分の考えを述べること等についてです。


また、義務標準法に基づいた、主に標準的な授業時数に応じた算定による教職員配置となっています。

加えて、更なる対応が必要な課題として、グローバル化の進展や生産年齢人口の減少など、 将来の予測が困難な時代が来ていること、主体的な判断、多様な人々との協働、問題発見・解決能力などが一層重要となること、また、いじめ、児童生徒の暴力行為、不登校、児童虐待など、児童生徒を取り巻く諸課題の複雑化・多様化などがあります。

これらを踏まえて学校指導体制の改善・充実のためには、「次世代の学校」の創生に必要不可欠な教職員定数の充実や、地方公共団体にとって安定的・計画的な採用・配置を行いやすくする仕組みの拡充が必要であるとしています。

そうして、これからの時代を支える、創造力をはぐくむ教育へ転換し、「次世代の学校・地域」創生プランを実現し、子どもたちが自立して活躍する「一億総活躍社会」「地方創生」の実現へ向け、具体的な課題への対応についての中間まとめとなっていいます。

時代に合わせての教育方針は、将来を担う子ども達のために必要なことですね。

少人数教育の実現 | 文部科学省
 



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投稿者 kksblog : 2016年05月04日 09:39


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