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2011年春の就職戦線、前年並みの採用企業が多く、厳しい状況 (2010年03月25日)

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読売新聞社が主要100社を対象に2011年春の新卒採用計画についてアンケート調査を実施。その結果、2010年春同様、企業の採用意欲は依然低く、厳しい就職戦線になる見込みであることがわかりました。

アンケートは3月上旬に実施。2010年春より採用数を「減らす」企業は、前年調査の41社から17社に減少。しかし、「増やす」は14社で、前年7社に比べて増えたものの、「前年並み」が44社と半数近くを占める結果となりました。リーマン・ショックで就職氷河期の再来と言われた2010年春同様、企業の採用意欲は依然低いようです。

採用減が目立つのは、前年に続き大手自動車メーカー。トヨタ自動車は業績悪化で採用人数を半減した2010年春実績(1376人)よりもさらに削減し、1200人とし、短大、専門学校卒が中心の業務職の採用も初めて見送る方針です。ホンダも前年から3割以上減らして590人としています。

個人消費の低迷に直面する流通業界では、高島屋やイトーヨーカ堂が採用数を減らしています。

しかし、金融不安が一段落した証券では、国内外での積極的な事業展開を視野に、大和証券グループ本社、日興コーディアル証券が採用数を大幅増。景気の回復基調を反映し、業績が好調な楽天やヤフーも人員を補強する動きです。

ほかにもNECや富士通などは採用数を増やす予定ですが、こちらは業績悪化で2010年春採用を大幅に減らした反動の表れのようで、好調な業績による採用とはいえないことからも、不安は残ります。

採用数を「未定」としている企業は前年の16社から25社に増えています。なかなか不況からの出口が見えない状況で、企業も採用数も決められないのでしょう。今年も大学、大学院、短大、高専、専門学校、高校、どの学校種でも就職活動に苦労しそうですね。


来春も就職氷河期…主要100社採用アンケート : YOMIURI ONLINE(読売新聞)



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投稿者 kksblog : 2010年03月25日 16:23


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