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関西四大学が入学生を対象に『薬物に関する意識調査』を実施 (2013年11月21日)

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関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の関西四大学が、『薬物に関する意識調査』を実施し、その報告書を公表しました。

関西四大学は、健康で充実したキャンパスライフを学生に保障するとともに、安全・安心の社会を実現するための教育・研究、社会的な活動が大学の使命と考え、2009年に薬物乱用防止に関する共同声明を発表。その具体策として、四大学共同のアクションプランを企画し、「委員会の開催・設置」「教育・調査活動」「広報活動」を柱として、各大学において様々な取り組みを実施しています。

調査は、その取り組みの一環として今年4月に四大学入学生を対象に実施しました。調査結果から、薬物乱用問題について、「関心がある」と回答したのは3割ほどで、関心が徐々に下がっていることがわかりました。

近年、脱法ドラッグが原因と見られる事件が多発し、頻繁にメディアに取り上げられています。そのせいか、いわゆる脱法ドラッグの認知度は約5割で、前年より25%も増加しています。覚せい剤や大麻については9割以上、コカインや麻薬については8割以上が知っています。

では、それらの薬物について、どこで知ったかの質問では、小・中・高校の授業が9割、テレビが5割を超えています。大学までの教育機関で、継続的に薬物問題の指導が徹底されていることがうかがえ、また、テレビやインターネットなどの媒体を通して情報を得る機会が多いことがわかりました。

若者を中心に乱用が拡大しているのが、いわゆる脱法ドラッグ。薬事法違反である疑いが強いにもかかわらず、「合法ドラッグ」「脱法ドラッグ」などと呼ばれ、公然と販売されています。乱用拡大に伴い、死亡事故を含む健康被害が発生するだけでなく、麻薬等の使用に発展する危険性もあり、今後の動向に着目していく必要があります。このような現状、大学入学以前から薬物乱用防止に関する教育を受けているという調査結果をふまえ、薬物乱用防止のための教育活動を展開していく必要がありますね。


関西四大学「薬物に関する意識調査」集計結果報告書について |関西大学



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投稿者 kksblog : 2013年11月21日 19:23


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