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TwitterとiPadが高校生と先輩達をつなぐ 東京大学とベネッセ (2010年08月07日)

tweet_100805.jpgかなり浸透してきた感じのあるTwitter、政治家や芸能人といった著名人が使っていることで有名になりました。また発売前から話題になっていたiPad、Twitterアプリも次々と登場していて、大きな画面で携帯より使いやすいと好評のようです。

東京大学と株式会社ベネッセコーポレーションでは、2010年8月より高校生と大学生・社会人をソーシャルメディアでつなぎ、高校生の学習を支援するための共同研究を開始します。このソーシャルラーニングプログラム「Socla(ソクラ)」において、TwitterとiPadが活用されているのです。

「Socla」ではサポートを受ける高校生がiPadを一人一台持ち、Twitterを介して大学生・社会人からのサポートを受けるのです。サポートの内容は、プロジェクト学習と基礎学習の2つのステージに分かれています。プロジェクト学習では、働くことや大学進学の意味といった、高校生にとって近い将来に直面する事柄について学びます。基礎学習では、読解・作文といった基本的な学習スキルを身につけることを目標にしています。

この共同研究は東京大学大学院情報学環に設置された寄付講座「ベネッセ先端教育技術学講座(BEAT)」を拠点として行われます。東京大学は学習プログラムの開発と評価と、ベネッセコーポレーションは基礎学習における学習支援に関する知見をそれぞれ担当する予定です。

初年度にあたる2010年度は、高校生役20名、大学生・社会人約10名によるプロジェクト学習に関する実証実験を行います。さらに2011年度のプロジェクト学習と基礎学習を統合するための研究を行います。TwitterとiPadを利用した学校外学習プログラムとしては日本初の試みであり、ICTの中でも最先端と言えるでしょう。

自分の将来の姿とも言える大学生・社会人にサポートしてもらえるというのは心強そうですね。TwitterとiPodという先端ツールを使っての共同研究、どのような結果が得られるのか楽しみです。

東京大学とベネッセコーポレーション、高校生と大学生・社会人をソーシャルメディアで接続する学習支援プログラムについて共同研究を開始



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投稿者 kksblog : 2010年08月07日 19:41


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