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教育機関向けにiPadを活用するeラーニングシステムを開発~凸版印刷 (2011年07月16日)

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凸版印刷(株)と関西学院大学が、小・中・高等学校などの教育機関向けに、iPadを活用するeラーニングシステムを共同で研究開発しました。教師と生徒のコミュニケーションおよび教師間で指導内容の共有が可能になるシステムで、さまざまな環境にあわせて、これまでにないきめの細かい教育指導が実現できます。

教師は、問題作成、採点、成績管理などをシステム上で行なうことができ、指導内容のデータバンクをクラウド上に作ることで、教師間での交流や、指導内容の共有化ができます。一方生徒は、楽しく学びながら問題に対する回答や成績が確認でき、授業の理解度の把握や個人学習役立てることができます。

教育現場において副教材として利用されることを想定。そこで、搭載する研究開発コンテンツ第一弾として、NHKの『大科学実験』の映像をメインにしたマルチプル電子図鑑を制作。『大科学実験』は、海外での評価が高く、物理科目の学習指導要領もカバーした内容であることから、理科好きな生徒を育てるために、物理分野などの論理的思考方法を、効果的な映像表現技術と豊富な参照コンテンツから無理なく習得できるものとなっています。

凸版印刷は、2011年秋を目処に小・中・高等学校などの教育機関などに向けに本システムの販売を開始する予定。さらに、塾や専門学校などにも展開するとともに多言語展開を行うことでグローバル展開も視野に入れています。また、マルチプル電子図鑑を、スマートフォンやタブレット端末向けのアプリとして一般向けに販売していくことも検討しています。

総務省は、2015年までにすべての児童・生徒にデジタル教科書・教材用の情報端末を1台ずつ配布する方針であり、文部科学省もデジタル教科書・教材用の情報端末の導入に向けた有識者懇談会を行なっています。企業と教育機関の共同研究により、導入される際にはしっかりしたシステム構築、体制が整っていて、学習に活かせるといいですね。


凸版印刷と関西学院大学、iPadで学ぶeラーニングシステムを共同で研究開発



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投稿者 kksblog : 2011年07月16日 06:40


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