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教育内容等の改善を図る取組を積極的に行なう大学が増加~文部科学省 (2011年09月02日)

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文部科学省が、平成21年度の各大学における教育内容等の改革状況についての調査を行ない、その結果が公表されました。

調査は、大学における教育内容・方法の改善等の実施状況について定期的な調査を実施し、国民への情報提供に努め、各大学のより積極的な教育内容等の改善に関する取組を促すことを目的に実施されています。調査結果から、改善を図る取組を積極的に行なっている大学が着実に増加していることがみられました。

教育制度の改善、教育方針の明確化といった分野では、まず、成績評価となるGPA制度を導入している大学は、平成20年度より増加。入学時期の弾力化を図るために、4月以外の入学者も増加しています。また、平成20年度から「人材養成その他の教育研究上の目的」を定め、公表することが義務化されたことから、目的を定め、公表する大学が増加。カリキュラムやポリシーの設定および公表を行なう状況も増加傾向です。

教育内容では、ボランティア活動を取り入れた授業科目とキャリア形成を支援する授業科目に注目。ボランティア活動は、4割ほどの大学が授業や講義に取り入れており、キャリア教育は、授業や特別講義等で9割以上の大学が実施しています。

大学の国際化の推進も図られています。英語による授業のみで卒業・修了できる学部・学科は増加傾向で、国外大学等との交流協定に基づくダブル・ディグリー制度を導入している大学数も増えています。

学部段階において高等学校における履修状況への配慮を実施する大学も増加。補習授業、既修組・未修組に分けた授業、学力別クラス分けなどが実施されています。また、新入生向けプログラムである初年次教育も実施する大学が増加しています。

大学全体がで質の高い大学教育が行なわれ、就職支援なども充実する一方で、競争的環境の中で、特色・個性ある取組を実施する大学が増え、世界に通用する人材育成につながるといいですね。


大学における教育内容等の改革状況について(平成21年度):文部科学省



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投稿者 kksblog : 2011年09月02日 09:51


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