KKSブログ: 平成２３年中の出会い系サイト等に起因する事犯の検挙状況が公開されています

平成２３年中「出会い系サイト等に起因する事犯の検挙状況」が、警察庁のホームページで公開されています。

検挙件数について、「出会い系サイト」に起因する事犯の検挙件数は１，００４件、「コミュニティサイト（ＳＮＳやプロフィールサイトなど）」に起因して児童が犯罪被害に遭った事犯の検挙件数は、１，４２１件でした。

また、被害者数は、「出会い系サイト」に起因して犯罪被害に遭った児童の数が２８２人、「コミュニティサイト」に起因し犯罪被害に遭った児童の数は、１，０８５人でした。

被害児童の年齢ですが、「出会い系サイト」に起因して犯罪被害に遭った児童で１３歳以下は１３人、一方、「コミュニティサイト」に起因し、犯罪被害に遭った児童で１３歳以下は１２７人となっています。

被害児童の数の推移としては、「出会い系サイト」に起因し、犯罪被害に遭った児童の数は減少傾向にあります。

そして、「コミュニティサイト」に起因し、犯罪被害に遭った児童も、平成２０年より統計を取り始めて以来、初めて減少しました。

今後の対策としては、「出会い系サイト」対策としては、無届け等の悪質な出会い系サイトに対する取締等の推進をし、禁止誘引行為等の書き込み違反者に対する取締の継続をしていきます。

「コミュニティサイト」対策としては、サイトの規模、態様、および取り組み状況に応じたサイト内監視体制の強化促進をしていきます。そして、関係省庁、事業者、及び関係団体と連携し、ミニメール内容確認等の推進や、フィルタリングの普及徹底などを継続していきます。

こうして見てみると、子どもたちの手の届くところに犯罪があることが実感でき、怖くなりますね。

教育家庭新聞社
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