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●「修学旅行に行ってきます」計画輸送第１陣が東京駅を出発 (2015年05月08日)

ＧＷも終わり、いよいよ修学旅行のシーズンが始まりました。５月８日には、東京駅東海道新幹線ホームで、関東地区小中学校修学旅行委員会(以下、関修委)と東京都中学校長会修学旅行対策委員会(以下、都修委)による修学旅行の出発式が行われました。

関修委は９校1060名が7時47分発のぞみ号専用臨時列車で関西方面へ出発。出発前には8校の代表生徒と校長・教頭らが出発式に臨みました。関修委の大澤武司運営委員(鴻巣市立鴻巣南中学校長)は、「関修委としては全学校、全生徒の安全を祈っています。楽しい修学旅行のために皆さんは様々な計画をしてきたことと思いますが、このような大きな学校行事の影には先生、保護者、地域の皆さん、ＪＲ、ホテルなどの関係者の支えがあることを忘れずに、歴史・文化に触れながら仲間との絆を大切にしてください。また、マナーも大切にし、各学校の良さを発揮してきてください」と激励しました。
生徒を代表し行田市立長野中学校の飯塚夢月さんは「今日、この日を迎えられたのも関係機関の皆さまのおかげです。私たちは京都・奈良について学習し、学年、学級で話し合ってきました。それらを３日間に生かし、仲間との時間を大切にしながら思い出に残る修学旅行にしてきたいと思います」と笑顔であいさつし、出発しました。
関修委の専用列車第一陣は▼北本市立東中学校▼寄居町立寄居中学校▼秩父市立高篠中学校▼小鹿野町立長若中学校▼さいたま市立尾間木中学校▼行田市立長野中学校▼寄居町立城南中学校▼長瀞町立長瀞中学校▼戸田市立笹目中学校の９校です。

同日に行われた都修委の出発式には、中央区、荒川区、足立区の10校が参加しました。都修委の亀澤信一委員長（稲城市立稲城第二中学校校長）は、「今日から始まる修学旅行を皆さんは楽しみにし、先生の指導の下準備を進めてきたことでしょう。修学旅行が素晴らしい体験となることを祈っております」と生徒らを見送りました。
10校を代表して足立区立六月中学校の吉葉里桜さんは、「待ち望んていた今日のこの日へ向け準備してきたことを無駄にせず、その土地の良さや雰囲気を確かめてきたいと思います。そして、先生や、友達との絆もより一層深めたいです。私たちの旅が実りある有意義なものになるよう応援していただければ嬉しいです」とＪＲ東海の東京駅長や運行を担当する運転士、車掌らへ挨拶し、8時23分のぞみ号専用列車で関西方面へ出発しました。
都修委の専用列車第1陣は▼中央区立銀座中学校▼中央区立佃中学校▼中央区立晴海中学校▼中央区立日本橋中学校▼荒川区立第三中学校▼荒川区立第四中学校▼荒川区立第七中学校▼足立区立青井中学校▼足立区加賀中学校▼足立区立六月中学校です。

両出発式に出席した東海旅客鉄道株式会社(ＪＲ東海)の下山田稔・東京駅長は、「今年もこうして修学旅行先までみなさんをお送りできることをうれしく思います。東海道新幹線は昨年開業50周年を迎えました。その間死亡事故ゼロ、平均の遅延は１分未満、約56億人にご利用いただきました。ぜひ良い旅にしてきてください。専用列車ですので気兼ねなく過ごしてほしいと同時に、新幹線は移動手段としてだけでなく車内を楽しんでください」と両新幹線に最後まで手を振って見送りました。代表校からはＪＲ東海関係者に花束を、ＪＲ東海からは記念品が贈られました。
平成27年度の計画輸送は関修委が777校（東北方面9校、関西方面768校／茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県の学校）、都修委が527校（関西方面）です。小学校、中学校、高校とそれぞれ１度きりの修学旅行ですから、楽しみながら学べる修学旅行にしてきてくださいね。

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投稿者 kksblog : 2015年05月08日 10:03