教育家庭新聞社Web

昨年は「縦書きWebデザインアワード」として開催され、今年は、昨年の応募要件がより柔軟なものとなっています。

個人作品から商用サイトまで、縦書きと横書きが効果的に使用されていて、これからのWebスタンダードの指標となる優れた表現・技術・アイデアについて、法人・個人に関わらず表彰されることとなっています。

応募対象となるのは、主にWebデベロッパー、デザイナー、クリエーターなどとなりますが、年齢、国籍、個人、法人は問われません。

また、新規に制作したWebサイトだけでなく、既存のWebサイトや商用サイトでの応募も可能となります。

これまで、このイベントを主催する「縦書きWeb普及委員会」は、日本語独特の表現、特に縦書きの表現をWebブラウザや電子書籍で実現するために、Webに関する国際標準化団体であるW3Cにおいて、標準化の活動を進めてきていました。

こうした活動の結果、各ブラウザベンダーやW3Cによる「縦書き」のCSS実装や勧告も進み、現在は主要Webブラウザにおいて縦書きの表現が可能となっています。さらに、縦書きWebの普及促進を図るため、今年も開催されることとなりました。

イベントの開催期間は、2016年12月～2017年3月です。

応募方法は、応募フォームに必要事項とWebサイトのURLを記入し、応募規約に同意の上、①Webサイトの制作意図、②縦書きを利用して実現したいこと、③評価して欲しいポイントについて明記します。

手書きでも縦書きをすることが少なくなっているかもしれませんが、こうして、あらためて日本語らしさを意識したいですね。

「たてよこWebアワード」