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ニートの多くが「人とのコミュニケーションが苦手」 (2007年07月20日)

厚生労働省は6月下旬、ニート状態の若者たちについての調査結果を発表しました。

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●「ニートの状態にある若年者の実態及び支援策に関する調査研究」(厚生労働省)

厚生労働省がニート状態にある若者にアンケートを行ったところ、多くが「人とのコミュニケーションが苦手」であると答えました。

これは、今回調査されたニートにかなり広く共通する特性で、コミュニケーションの苦手意識が不登校、いじめ、ひきこもり、職場の人間関係のトラブル等につながり、苦手意識が増長され、働くことに対しネガティブになってしまっているとのことです。

対人関係の希薄さは、今の社会が抱える大きな問題の一つです。インターネットやテレビゲーム機の普及によって、子どもたちが「直接会話」で人とコミュニケーションをとる機会も徐々に減ってきています。多くの大人たちもまた、人付き合いを「わずらわしい」と思いがちです。

今回の調査結果は、ニート状態の若者間の問題を提起するだけではなく、現代社会の根本的あり方についての問題も提起しているといえるでしょう。子どもたちのコミュニケーション能力の改善のために、学校教育を超えた、地域や家庭での積極的な取り組みが求められます。



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投稿者 kksblog : 2007年07月20日 12:57


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