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●プールで「命」救った中学生兄妹――神戸市にて (2007年09月07日)
酷暑の夏となった今年。
神戸市立王子スポーツセンターで、市内の中学校に通う兄妹が一人の児童の命を救った。
８月14日11時12分頃、同スポーツセンターの50ｍプールで遊泳中の８歳女児がプールの底に仰向けで沈んでいたのを当日同じく遊泳に来ていた中倉雅貴くん（14歳）と瑞貴さん（12歳）の兄妹が発見、助け上げてプールサイドの関係者へ引き継いだ。
関係者の応急処置等を経て救命センターへ搬送された女児は、兄妹の早期発見・救出もあり一命を取りとめ、翌日元気に退院することができた。
兄妹にはその功績が称えられ、矢田立郎（やだたつお）神戸市長から「花時計賞」が贈られることとなった。伝達式は始業式となる９月３日、２人が通う市立大原中学校（神戸市北区）で行われた。
神戸市の中学校では、平成13年から、総合的な学習の時間にＡＥＤの取り扱いや心肺蘇生法などを学習する「市民救命士講習」を受講することによって、助けを求める人に「大丈夫ですか」と声をかけることの大切さや呼吸・脈拍など人が生きるための仕組みを学習する。「生きる力」を育む教育がひとつ、実を結んだ。
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投稿者 kksblog : 2007年09月07日 12:09
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