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小学生にも職業意識の形成を―厚生労働白書 (2007年09月27日)

厚生労働白書平成19年度版によると、厚生労働省はニート・フリーター対策としてさまざまな取り組みを行っています。

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by photogen

これまで、厚生労働省は若者の自立プランの作成、ニート・フリーターへの自立支援、フリーターの常用雇用化などの対策を行ってきました。その結果、24歳以下の若者の失業率は、2003年をピークに減少し、フリーターについても、2004年から3年連続で減少するなど、対策の効果が現れつつあります。

しかし、まだ多くの若者がフリーターやニートの状態にいることから、学生のうちから自分の将来の職業に対する関心を持ってもらおうということで、小中高校生に対する職業意識形成のためのプログラムも盛んに行っていくようです。

これは、早い時期から「働く」ことへの関心を養うために「総合的な学習の時間」を使って行われる取り組みです。具体的には、ジュニアインターンシップの推進、企業人などの学校への派遣、キャリア探索プログラム、などで、働くことの意義等に関して子供たちに理解させ、自分で考えさせ、就職への動機づけや職業に対する理解、選択能力の向上を計ることを目的としています。

なにごとも、「早いうちからやるのに越したことはない」ということでしょうか?しかし、受験のために塾に通ったり、就職のことを考えたり、小学生や中学生もなかなか大変な時代になってきましたね。勉強・就職へのプレッシャーに負けないように、たまにはたくさん本を読んで心を豊かにしたり、お友達と外で遊ぶなどして子供たちには健やかに育って欲しいですね。 


■関連記事
青少年の自立を考える 平成18年度青少年健全育成中央フォーラム<報告書>
総合的な学習の時間の充実と情報モラル教育の推進を【山形県教委】

厚生労働白書



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投稿者 kksblog : 2007年09月27日 10:37


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