KKSブログ: ソーシャルブックマーク機能もついた！　国立国会図書館、PORTAを開始

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●ソーシャルブックマーク機能もついた！　国立国会図書館、PORTAを開始 (2007年10月19日)

日本で唯一の国立図書館である「国立国会図書館」は、ポータルサイト「PORTA」(ポルタ)を開設しました。

借りたい本を検索して、貸し出し状況をパソコンで見る・・・というのは普通の図書館でも行っていますが、PORTAのすごいところはソーシャルブックマーク機能がついているという点です。

ソーシャルブックマークというのは、自分のお気に入りのページをブックマークして、それをネットワーク上に保存して他の人と共有する機能です。さらに、自分の見つけたお気に入りのページにタグやコメントを書きこむこともできます。

また、このPORTAには他の機能もついていて、本を検索したときにその検索結果からもっと良さそうな資料を推薦してくれる「リコメンド機能」や、ＲＳＳリーダー機能もついています。

現在PORTAでは、近代デジタルライブラリー、NDL蔵書目録（和図書・和雑誌）などNDLのアーカイブやデジタルコンテンツ12種類に加え、青空文庫、国立公文書館デジタルアーカイブ、秋田県立図書館デジタルライブラリー、デジタル岡山大百科など協力機関のアーカイブ8種類、合計約800万件のデータが検索可能になっています。

ユーザ登録を行わなくても検索機能は使えますが、ソーシャルブックマーク機能やパーソナライズ機能はユーザー登録者のみが使えるようになっています。

図書館で資料を調べていても、なかなかタイトルからは思い通りの資料にたどり着けないことが多々あります。そんなときに役立つのが、実際にその資料を読んだことがある人からの情報です。ソーシャルブックマーク機能では、他の人が書いたコメントや情報も見られますから、無駄な時間を過ごさずに適切な資料が見つけられる可能性が高まります。

膨大な資料を検索してレポートを書く学生や、夏休みの自由研究に調べものをしたい生徒にもこの機能はおすすめできます。

調べものや読書が苦手な子どもでも、ソーシャルブックマーク機能を使えばもっと楽しく作業ができることでしょう。

国立国会図書館デジタルアーカイブポータル（PORTA）

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