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学校裏サイトやネットいじめの対策のためのコンサルティングサービス始動開始 (2007年11月13日)

「学校裏サイト」や「ネットいじめ」への対策をサポートするコンサルティングサービス、『スクールガーディアン』の提供が開始されます。

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by damien van holten

昨今、「学校裏サイト」でおこなわれる「ネットいじめ」が、社会的な問題となっています。こういった話題は、各種メディアでも取り上げられています。

『スクールガーディアン』は、Webコミュニティの構築・運営を行う株式会社ガイアックスが提供するものです。

「学校裏サイト」とは、学校の公式サイトとは別に、学校の在校生や卒業生が勝手に立ち上げた非公式のインターネットサイトです。利用は、ほとんどが匿名希望でされています。

現在では、単なる交流や情報交換での使用のみならず、実名による誹謗中傷やいじめ現場の写真が一般の人の目に触れる場所に掲載されるなど、新たないじめの温床となり始めています。

こういった「学校裏サイト」は、主に生徒の口コミによりサイトが共有されていきます。そのため、学校に関する内容であるにもかかわらず、学校側はその状況を正確に把握するのが難しく、対策を講じようにも、教育機関だけでは子供たちをネットいじめから守る有効な手段を得られていないのが現状です。

サイト運営やネットいじめに対する専門的な知識を持った機関と教育機関が連携し、抜本的な対策を打つことが必要となってきています。

『スクールガーディアン』では、「学校裏サイト」の発見から継続監視までを、教育関係者に対してトータルにサポートし、問題の把握・分析・対策・そして経過のモニタリングまで、各ステップにおいてのコンサルティングサービスを提供することになります。

まず、携帯サイトや無料掲示板サイトなどに設置された学校裏サイトを、網羅的に洗い出し、サイト内コンテンツを解析して分析レポートを作成、その分析レポートに基づいての対策を提案、対策後もサイト内書き込みを継続して監視します。

また、「ネットいじめ」の被害にあっている子供や、そのご両親向けの通報メール受付窓口を設置して、一般的な検索では見つけることのできない学校裏サイトを、生徒や保護者と連携しながら発見していきます。

教育機関が本格的に対策を行う姿勢を見せることで、ネットいじめを行う側の抑止力にもなると考えられます。

たくさんの情報を得られるインターネットが、悪い方向に利用されてしまうと、人と人との会話をお互いに目を見て行わない状態なので、際限ない状態にもなりやすく、文字なので書きやすいこともあって、過剰にもなっていきます。

いけないことだからと注意をするというのでは、追いついていかないことなので、食い止めるという方法になりますね。

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投稿者 kksblog : 2007年11月13日 12:31


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