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どうすれば飲酒運転をなくせるのかな??小学生が考えました。 (2007年11月14日)

連日、テレビや新聞などで報道されているように、飲酒運転は逮捕者が後を絶たない状況です。飲酒運転を撲滅するために、家庭からの啓発も必要と考え、小学校高学年の子どもたちに対しても飲酒運転撲滅の啓発を行うことで、子どもから保護者に対して注意を呼びかける効果を狙ったチラシを作製した、という地域の運動についての話題です。

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by damien van holten

また、啓発を受けた子どもも、将来飲酒運転はしない、させないという意識が根付き、飲酒運転撲滅につながるのではないかと考えられました。

授業では、「飲酒運転撲滅チラシ」に“ふきだし”を入れて、そこに子どもに考えさせた言葉をそれぞれに入れられるようにしています。

授業で使用した「飲酒運転撲滅チラシ」には、『車で野球観戦に来た父親が、そこで飲酒しようとしたところでの子どもの一言』、『母親が飲酒をした後に、車を運転しようとしたときの子どもの一言』、『父親が飲酒運転で逮捕された時に、子どもがどう思うかの一言』といった内容のものとなっています。

そうした授業を行った結果、子ども達は「飲酒運転をしてはいけない。させてはいけない」という事をしっかり理解していたそうです。

そうして、子ども達も飲酒運転撲滅について一生懸命考えており、大人も絶対に「飲んだら乗らない」「乗る人には飲ませない」「飲んだ人に車を貸さない」「飲んだ人の車に同乗しない」ということを徹底すべきであるといえます。

授業の最後には、地元の警察署から、“飲酒運転撲を撲滅するためには、保護者を含め地域の協力が必要であり、周りの大人に飲酒運転撲滅を呼びかけて欲しい”というお話があったそうです。

飲酒運転は、それまで取締りが大して厳しくなかった時の流れで、「ちょっとくらい大丈夫」と『ついつい』という気持ちでしてしまう大人が多いのではないでしょうか。子どもの前でそういった状態では、ほかのことに関しても子どもに偉そうに注意をしたりできなくなりますね。

飲酒運転の撲滅とともに、“大人として子どもに対する自分”という意識で子どもと向き合うことを、あらためて考える機会にしてもよいかもしれませんね。

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投稿者 kksblog : 2007年11月14日 13:33


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