●技術・研究に対してこれからの日本の対応とは? 文部科学大臣会見 (2007年12月01日)
11月22日に文部科学省の渡海紀三朗大臣の会見が行われました。概要が同省のサイトに掲載されています。

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11月20日に行われた「ネット安全安心全国推進会議」についてや、京都大でヒト皮膚細胞から万能細胞に近い「iPS細胞」が生み出されたことなど、さまざまな話題が出されました。
「ネット安全安心全国推進会議」は、携帯電話のインターネットサイトから児童生徒が犯罪に巻き込まれたり、いじめにつながったり、といったことから開催されました。これまでにもさまざまな対策が取られてきましたが、より適切な対策が取られるようになれば、という意図があったと述べています。この問題については今年度中により詳しい調査および対策を実施する予定であり、来年3月にも全国フォーラムの開催、さらに意識啓発のためのリーフレット作成・配布も行われるそうです。
「iPS細胞」は、増殖能力の高さとさまざまな細胞へ分化できる多能性を持っていることから、細胞移植療法においてドナー細胞の資源となることが期待されます。日本のみならず世界で同じテーマの研究が行われているため、研究体制の日本全体としての整備が研究機関から求められています。
大臣はこの研究に対しては今年度、国から金銭的な援助がなされていること、ただ日本全体でどのような体制を組んでいるかということは、すぐに答えられるほど情報を持っていないので待ってほしい、と述べました。
さらにこの研究に関する体制について、どのように考えているか私見でもよいのでコメントを、と求められたのに対して、医療分野に限らずあらゆる研究について、競争する部分と協力する部分というものを、しっかり持たなければならない、という考えを述べています。ただしライフサイエンスの分野に関して明るくないので、この場合アメリカとの協力体制を組むことが現実に、簡単にできるかどうかは実際に研究者に意見を聞くなどしないと分からないということでした。
iPS細胞は脊髄損傷、若年性糖尿病など、細胞移植療法が有効とされているさまざまな疾患からすると、期待の星とも言えます。しかし協力することで技術の確立が早まるかどうか、それは当事者にしか分からないことです。いずれにせよ研究者のモチベーションを上げていけるよう、国としても働きかけてもらいたいところです。
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投稿者 kksblog : 2007年12月01日 00:20



