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大学入試センター試験問題の一部が入ったパソコンが盗難に 問題の差し替えで対応 (2007年12月21日)

12月14日、大学入試センターは、来年1月に行われる平成20年度大学入試センター試験問題の一部を差し替える決定を行いました。

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by a_kartha

差し替え措置の背景には、試験問題の作成を担当している委員の私用パソコンが盗難に遭ったことが挙げられます。この私用のパソコンには、平成20年度大学入試センター試験のうち、自らが担当している試験問題の検討過程で作成された資料が含まれていたとのことです。

なお、当該パソコンなどには、パスワードによるセキュリティがかけられており、現時点では資料が流出しているという事実は確認されていません。しかし、大学入試センターでは、公平・公正にセンター試験を実施するためにも、当該問題を差し替える決定を行い、ただちに必要な作業に取りかかっているとのことです。

現状では、差し替えての試験問題冊子の印刷などの作業は順調に行われており、来年1月のセンター試験の実施には支障はないとのこと。すでに、受験生の手元に届いている「受験案内」、「受験上の注意」や「受験票」などに記載している通りに実施することも併せて報告されています。

今後の対応に関しては、秘密保持に関して関係者に一層の徹底を図るとともに、試験終了後ただちに今回の事態を十分に検証し、管理体制の見直しを行って再発防止に努めたいとのことです。また、大学入試センターの責任者として、理事長は給与の1/10を3か月返納することも発表されました。

理事長談話では、「あってはならないことであり、誠に遺憾であります。来年1月の大学入試センター試験は、問題なく公平、公正かつ確実に実施できますので、受験生の皆さんには安心して受験準備を進めていただきたい。」と話しています。

大学入試センター試験問題が入ったパソコンが盗難に遭ったというのは非常に残念なことですが、ひとまず来年1月の試験には問題がないとのことで、ひと安心です。しかし、今後このようなことが起こらないように機密管理をもっと徹底してほしいものです。

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「試験問題の一部差し替え措置」の実施について



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投稿者 kksblog : 2007年12月21日 20:55


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