●保護者との関わり方で知的好奇心育つ 進路振り返り調査より (2008年01月28日)
ベネッセコーポレーションは、大学生に向けたアンケート「進路選択に関する振り返り調査」結果を発表しました。大学生となった現在の状況と小・中学生の頃体験したことや生活の様子との因果関係など、興味深い結果がでています。
今回の調査は、経済産業省の委託により2005年1・2月に4年制大学生を対象として実施したものです。

小中学生の頃を振り返り、読書・作文を書くなどの文系的活動がすきだった人は文系の学部進学者が多く、理科の実験がすき・機械や物づくりに関心があるなどの理系的活動がすきだった人は理系の大学に進んでいる傾向があります。小学生のときから志向は、進路選択のプロセスに影響を与ええいるといえます。
また保護者からの関わり方・働きかけが、文系志向・理系志向に分かれるきっかけになるようです。学校や友人のこと、将来のことなどについての会話が多く、社会的なニュースなどに興味を持っていた子どもは文系志向が強い傾向。理系志向の強い人は、家の修理や日曜大工などといった自発的な体験を好む傾向をもっていたということです。
保護者との間で、会話、読書、キャンプ、野外活動など活発にしてきた経験を持つ子どもは、偏りが少なくマルチに興味関心を抱き、逆に保護者との関わりが少なかった子どもは、全般にわたり興味関心が希薄だといえます。
保護者の関わり方が、好きだとか関心があるといった知的好奇心を高めるきっかけとなり、のちのちの進路を選ぶ鍵となるのですから、とても重要だといえます。
小中学校時代の体験から、読書や作文、歴史読み物が好きな人は人文学系、実験や物づくりが好きな人は理工学系に、リーダー的な存在だった人は教育学部に、動植物の世話をした、図鑑が好きな人は農水産学系に進学した人が多いというのは、日頃なんとなく感じていることではありましたが、統計で数字によって証明されたことになります。
このほかこのアンケート結果報告には、高校生になってからの授業の選択と進路についてや、進路決定の際の悩みなどについても記載があります。
進路決定を迫られる高校生たちにも、自分を見直したり適性を考えたりするうえで、参考になると思います。
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平成17年度経済産業省委託調査 進路選択に関する振返り調査-大学生を対象として-
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投稿者 kksblog : 2008年01月28日 17:33



