教育家庭新聞社
教材はこちら

「奉仕」実施による成果については、生徒のコメントとともに報告。奉仕に関する基礎的・ 基本的な知識の習得や社会の一員としての自覚や規範意識の涵養、将来、社会に貢献できる資質の育成などが示されています。

今後の課題については、「奉仕体験活動受入先との連携強化や新たな受入先の確保」、「都民へのＰＲ」、「指導方法・内容の検討と改善」 が挙げられていて、それぞれ解決策が提示されました。

なかでも、「指導方法・内容の検討と改善」については、各学校の工夫や課題の集約をはじめ、教科「奉仕」運営委員会（仮称） による改善策の検討、教科「奉仕」の教育効果に関する調査研究の実施や教科「奉仕」推進者養成研修（３００名規模） の実施が盛り込まれるなど、更なる教育実践の充実に向けた取組みが続けられる予定です。

平成19年度教科 「奉仕」の実施状況について（東京都）

【関連記事】
東京都 「奉仕」のカリキュラム　生徒用テキストを公開
「奉仕」 の位置づけを「総合」とする学校、「学校設定」とする学校、ほぼ半々
型から入り、 本質に迫れ　平成19年度からの「奉仕」必修化について　東京都
“コミュニケーション能力”はキャリア教育で