●突然の大災害、そのとき大学ですべきこととは? 危機管理マニュアル作成ガイド (2008年04月23日)
学校にいる時に、大災害に巻き込まれたら…小中学校、高等学校などを対象とした防災マニュアルは全国で作成されているようです。しかし、各々時間割の違う大学生については、どうなっているのでしょう?
独立行政法人 日本学生支援機構 九州支部福岡事務所では、平成18年度から平成19年度に大学等の自然災害における危機管理対策の参考となる「大学等のための危機管理マニュアル作成のガイド」及び簡易なパンフレット例である「大学、短大、高専、専修学校等防災マニュアル」を作成しました。
日本学生支援機構は、奨学金貸与、留学生支援など、大学生や大学入学を志望する学生、留学を望む海外の学生などの修学について援助を行う機関です。また学生生活支援事業として、各大学等が行う各種学生生活支援活動に資するために、学生生活支援に関する有益な活動事例等の情報を収集・分析するとともに、情報の提供を行います。
この危機管理マニュアル作成ガイドは、平成17年3月に発生した、福岡県西方沖地震がきっかけになっています。突然の大災害に、福岡県下の大学等ではスムーズな対応ができなかったという声が上がっていました。
さらに、九州は台風や豪雨の災害が毎年のように発生する地域です。このような自然災害に対して、学生への休講通知や避難誘導などの適切な対応をするため、「自然災害などにおける危機管理対策プログラム」が実施され、その中に危機管理マニュアル作成ガイドも含まれているのです。
大学においても、教職員は災害時において学生の生命と健康を守る責務があり、災害時にあたっては正しい防災知識・技能をもとに、学生に適切な指示を与え、いち早い安全確保を図らなければならないとしています。そのためにも大学や地域の実情に応じた対応策を、平常時より準備、構築しておくことが重要です。
「危機管理」に求められる共通の原則の中に、「被害は常に予想を越える」というものがありました。私たちは「もしものときのために」、学校や家庭、地域などで様々な対策を講じています。それでもかつて遭遇したことのない災害に遭ったときには、どうしていいか分からない状態に陥ってしまうこともあることでしょう。そこから一刻も早く立ち直り、災害から生還するために、大切なのはやはり正しい知識、心構えなのでしょうね。身の回りの防災マニュアル、実感がないとつい軽視してしまいがちですが、もう一度見直してみてはどうでしょうか。
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投稿者 kksblog : 2008年04月23日 13:55



